【最新版】海外からの詐欺電話を“完全ブロック”!知らないと損する安全対策ガイド

スマホや固定電話に、知らない海外番号からの着信——。それ、実は巧妙な詐欺の入り口かもしれません。警察庁の発表では、特殊詐欺の約7割が国際電話を利用しているとのこと。ワン切りや架空請求、ウイルス警告型など、その手口は日々進化しています。本記事では、海外からの詐欺電話を“ピタッと止める”実践的なブロック方法を紹介します。今日からできるシンプルな対策で、あなたの大切な時間とお金を守りましょう。

目次

急増する「海外発・詐欺電話」——あなたの番号も狙われている!?

近年、「海外からの不審な電話が増えた」という声が急増しています。
警察庁の発表によると、特殊詐欺に使われた電話番号の約73.5%が国際番号。つまり、あなたのスマホや固定電話にも、詐欺グループが海外経由で狙いを定めている可能性があるのです。

その手口は巧妙化しており、「ワン切り詐欺」「未払い料金詐欺」「自動音声詐欺」「サポート詐欺」など、多岐にわたります。
「あなたのパソコンがウイルス感染しています」「サービス停止になります」などと脅して、慌てた被害者からお金や個人情報をだまし取るケースも後を絶ちません。

【危険パターン1】折り返すと高額請求「国際ワン切り詐欺」

海外番号(+1、+44、+62など)から一瞬だけ着信が入り、すぐ切れる——。
これが典型的なワン切り詐欺です。
「誰だろう?」と折り返してしまうと、高額な通話料を請求されることに。

被害者の多くは「何かの連絡かもしれない」と思ってかけ直しています。ですが、正体は詐欺グループの罠。特に深夜の時間帯に多く発生しています。

【危険パターン2】「未払いがあります」型の架空請求詐欺

「○○サービスの料金が未払いです」「このままだと契約停止になります」といった架空請求も代表的な手口です。
国際番号から日本語で自動音声が流れ、「指定の番号に折り返すように」と促されます。
この折り返し先が、詐欺グループの拠点。指示通りに行動すれば、個人情報や金銭を奪われてしまいます。

【危険パターン3】「ウイルス感染」などを装うサポート詐欺

「あなたのパソコンがウイルスに感染しています!」という警告表示、見たことありませんか?
この手のサポート詐欺も国際電話を悪用するパターンが多く、電話をかけさせて有料サポート名目で金銭を請求してきます。
しかも、画面の警告や広告を信じてしまいがちなのが人間の心理。冷静な判断ができない状態に追い込むのが詐欺の常套手段です。

「ブロックが最強」——海外番号は“そもそも受けない”が正解

被害を防ぐための最も効果的な対策は、海外からの電話を一括でブロックすることです。
ほとんどの人にとって、海外からの電話は必要ありません。
もし家族や知人が海外にいる場合でも、LINEやWhatsAppなど無料通話アプリを使えば十分です。

つまり、「そもそも海外番号を通さない設定にしてしまう」のがベスト。
これにより、「詐欺かも?」と判断する手間すら不要になります。

スマホでできる!海外番号をブロックする簡単設定

スマホの場合、以下のような方法で簡単に対策できます。

● iPhoneの場合

  1. 「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオン。
  2. 迷惑電話対策アプリ(例:電話帳ナビ、Whoscallなど)をインストール。
  3. アプリの設定で「国際番号の拒否」をオンに。

これだけで、海外からの不審な着信はほぼシャットアウトできます。

● Androidの場合

  1. 「電話アプリ」→「設定」→「通話ブロック」。
  2. 「国際電話を拒否」や「海外番号をブロック」にチェック。
  3. 不安な場合は迷惑電話フィルターアプリも併用しましょう。

アプリによっては、「詐欺の可能性」や「迷惑」といった警告も表示されるため、直感的に判断できます。

固定電話は「国際電話取扱い受付センター」に申請!

高齢者の家庭では、今も固定電話を使っているケースが多いですよね。
詐欺グループにとって、これは“カモリスト”の象徴。
「固定電話=高齢者=狙いやすい」と見られています。

そのため、固定電話の場合は国際電話取扱い受付センターへの申請がおすすめ。
この窓口に連絡して申し込むだけで、海外発信の電話を一括遮断できます。
しかも無料。家族が高齢者なら、代理で手続きしてあげるのもOKです。

国際電話取扱い受付センター
各電話会社(NTT・KDDI・ソフトバンクなど)のサイトやサポート窓口から申請可能。

これだけで、詐欺の約7割を占める海外発信の電話を“根本からカット”できます。

【番外編】ネット詐欺・広告詐欺も同じ構図!

電話だけでなく、ネット上にも同様の詐欺が潜んでいます。
たとえば、SNSで流れる「月収100万円の投資講座」「副業で人生逆転!」といった広告。
これらも“ぼったくり商材”や“再現性ゼロの高額スクール”の可能性大。

ここでも大事なのは「そもそも見ない」こと。
YouTubeプレミアムや広告ブロッカーを利用すれば、怪しい広告に触れる機会が激減します。

【まとめ】“疑う前に防ぐ”のが最強の自己防衛

詐欺の手口は日々アップデートされています。
しかし、根本的な対策はシンプルです。

  • 海外番号は一括ブロック
  • 固定電話は国際電話受付センターで遮断
  • 不要な広告やメールもフィルターで除外
  • 「怪しいかも」と感じたら絶対に折り返さない

大切なのは、「見分ける」ことよりも「近づけない」こと。
リスクの芽を最初から摘んでおくことで、あなたと家族を守れます。

詐欺グループは常に“心のスキ”を狙っています。
「自分は大丈夫」と思う人ほど、危険です。
今日からでも、あなたのスマホと固定電話を“鉄壁モード”に設定してみましょう。
安心・安全なデジタル生活は、あなたの手で作れます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次