お正月は恋愛成就で人気の神社にお参りしたいけれど、「行列がすごい」「寒い中でずっと待つのはつらい」と迷いやすいですよね。
特に、東京大神宮の初詣は混雑が有名で、どれくらい並ぶのか事前に知っておきたいところです。
実は、この神社のお正月は三が日の昼間だと最大2〜3時間待ちになることもある一方で、時間と日程を少しずらすだけでかなり楽になるケースも多いです。
この記事では、2025〜2026年のカレンダーの並びも踏まえて、「いつが一番混むのか」「どの時間ならまだ動きやすいのか」を、数字と早見表でスッキリ整理していきます。
この記事でわかること：
- 三が日の混雑ピークと、待ち時間のざっくり目安
- 2025〜2026年カレンダーから見る“行きやすい日・避けたい日”
- 混雑を和らげる時間帯・アクセス・服装・持ち物のコツ
自分の予定や体力に合わせて無理のない参拝をするために、まずは混み方の全体像からチェックしていきましょう。
東京大神宮の初詣はどれくらい混む？2025〜26混雑ピークと空く時間の目安
一言でいうと、三が日と1月4日（日）の昼間は「かなり混む」が、早朝・夜と5日以降の平日なら「工夫次第で行きやすい」というバランスです。
まずは、日別・時間帯別のおおまかな混み方を押さえると、参拝計画がぐっと立てやすくなります。
三が日〜1月4日（日）は最大2〜3時間待ちも。1月1〜4日の行列イメージ
例年、大晦日〜三が日にかけては、東京大神宮全体でおよそ4〜5万人規模の参拝客が訪れるとされています。
JR・地下鉄の飯田橋駅付近まで行列が伸びることもあるほど、人気の初詣スポットです。
さらに 2026年は 1月4日が日曜日 のため、三が日の“延長戦”として人が動きやすく、例年より混雑しやすい日並びになっています。
過去の傾向から見た、ざっくりとした待ち時間のイメージは以下の通りです。
- 早朝（5〜8時）：15〜40分前後
- 午前〜日中（10〜16時）：60〜120分前後
- 夕方〜夜（17〜20時）：40〜90分前後
あくまで目安ですが、「昼間はほぼ常に行列」「早朝・夜は比較的短め」と考えるとイメージがつきやすくなります。
（出典：東京大神宮 公式サイト／千代田区観光協会）
※最新情報は必ず公式発表をご確認ください。
一言まとめ：
三が日と4日（日）の昼間は“人気テーマパーク級の行列”になることもあるため、参拝時間帯の優先順位を先に決めておくと動きやすくなります。
一番混むのは元日11〜15時、2〜4日は10〜16時がピーク
最も混雑しやすいのは 元日 11〜15時。
ここに続く形で、2・3日、さらに4日（日）も10〜16時にピークが来やすい流れになります。
目安としては次のようなイメージです。
| 日付 | 特に混みやすい時間帯 | 混雑のイメージ |
|---|---|---|
| 1月1日 | 11〜15時 | 最大2〜3時間待ちも |
| 1月2日 | 10〜16時 | 1日よりやや短いが1〜2時間待ち |
| 1月3日 | 10〜16時 | 2日と同程度、午後にピーク |
| 1月4日（日） | 10〜16時 | “三が日延長”でまだ混雑しやすい |
（出典：千代田区観光協会／東京大神宮 公式サイト）
要チェック：
「三が日は朝なら空いている」と思って10時台に行くと、すでに行列がしっかり伸びていることが多いです。日中帯は常に人が途切れないと考えておくと安心です。
空いている時間帯は元日早朝5〜8時・三が日の夜19時以降＆5日以降の平日午前
混雑を避けたい人向けの“現実的に狙える時間帯”は、次の3パターンです。
- 元日の早朝 5〜8時
- 三が日＋4日の夜（19〜21時ごろ）
- 1月5日以降の平日午前（10〜12時前後）
2026年は4日が日曜日のため、「4日を境に劇的に空く」という変化は起きにくい年です。
むしろ、三が日の延長として4日も混雑しやすいと考えるのが自然です。
さらに、近年増えている “分散参拝” を利用すれば、1月中〜2月は「並ぶ時間」「人の密度」が三が日とはまったく違うと感じるほど快適になります。
失敗しないコツ：
「雰囲気も味わいつつ、長時間は並びたくない」なら、
三が日の“早朝か夜”か、“5日以降の平日午前”を候補にするとバランスがちょうどよくなります。
2025〜2026年のカレンダーで見る「行きやすい日」と「避けたい日」
ここからは、2025〜2026年のカレンダーの並びを使って、「行きやすい日」「避けたい日」を整理していきます。
休みの並び方で混み方も変わるので、予定を決めるときのヒントにしやすい部分です。
2025〜2026年の三が日＋前後の並びをざっくりチェック
三が日前後の休日・平日の並びをざっくり押さえると、混み具合の“雰囲気”がつかみやすくなります。
ここでは、三が日の前後で「特に人が動きやすい日」をピックアップしてみます。
| 年度 | 特に人が動きやすい日 | 気をつけたいポイント |
|---|---|---|
| 2025〜26年シーズン | 元日〜3日＋1月4日（日）＋最初の平日（5日） | 2026年は三が日の直後が日曜のため、4日まで混雑が続きやすい |
※カレンダーの具体的な曜日配列は、その年の暦を必ず確認してください。
覚えておきたい：
三が日＋「最初の土日」は、毎年どの神社も人が集中しがちです。2026年は 1月4日（日）も実質「三が日延長」扱いになるため、「あえてそこを外す」だけでも混雑状況は大きく変わります。
雰囲気重視ならこの日、混雑回避重視ならこの日という“2択”の考え方
予定を決めるときは、「雰囲気を優先するか」「混雑回避を優先するか」を最初に決めてしまうと整理しやすくなります。
■ 雰囲気重視
- 三が日の昼間〜夕方
- 三が日直後の1月4日（日）
- 三が日直後の週末扱い（混雑の余韻が残りやすい）
■ 混雑回避重視
- 三が日の早朝・夜
- 1月5日以降の平日午前（10〜12時前後）
- 1月中旬以降の土日午前
雰囲気重視の場合は、一定の待ち時間を“前提”に、服装・防寒・時間の余裕で乗り切るイメージになります。
混雑回避を優先する場合は、「人の流れが一段落するタイミングを狙う」という考え方で選ぶのが近道です。
判断の基準：
一緒に行くメンバーの年齢・体力・防寒のしやすさを基準に、「多少の行列なら楽しめるかどうか」を話しておくと、後から後悔しづらくなります。
仕事・学校の予定と合わせて決めるスケジューリングのコツ
実際には、休みの長さや始業日次第で「動ける日」が変わります。予定を組むときは、次の順番で考えるとスムーズです。
- 会社や学校の始まりの日を先に確認する
- 帰省・旅行の予定をざっくり書き出す
- 「この中で一番余裕がある半日」を探す
このステップで、「行けそうな候補日」を2〜3日ピックアップしておくと、天気や体調を見ながら柔軟に選べます。
ここがポイント：
三が日にこだわりすぎず、「三が日＋4日（日）＋最初の平日（5日）＋1月中旬」の中から候補を分散しておくと、スケジュール管理も混雑回避もずっとラクになります。
待ち時間と人出を数字でつかむ、混雑イメージの早見表
ここでは、「どのくらい待つのか」「人はどのくらいいるのか」を数字ベースで整理していきます。
あくまで目安ですが、ざっくりした数字があると服装や持ち物の準備もしやすくなります。
初詣参拝者数は約5万人、駅まで伸びる行列の距離感
東京大神宮は、恋愛成就で知られる都内有数の人気神社です。
初詣期間には、例年およそ4〜5万人規模の参拝客が訪れるとされています。
境内は巨大な敷地ではないため、一定以上の人数が集まると、参道から外の道路、飯田橋駅近くまで行列が伸びることもあると言われます。
「駅から出た時点で、すでに列が始まっている」という状況も珍しくありません。
（出典：千代田区観光協会）
※開催日程や内容は変更される場合があります。参加前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
ちょっと深掘り：
参拝者数の規模に対して境内スペースが限られているため、「少しずつ前に進んでいく」タイプの行列になりやすいのが特徴です。
時間帯別「待ち時間の目安」一覧
実際の待ち時間は天気・曜日・その年の状況によって大きく変わりますが、ここでは過去の傾向から見た目安として、時間帯別のイメージをまとめます。
| 日程・時間帯 | 待ち時間の目安 | 体感イメージ |
|---|---|---|
| 三が日・早朝（5〜8時） | 15〜40分前後 | 列はあるがサクサク進む |
| 三が日・日中（10〜16時） | 60〜120分前後 | ほぼ常に行列。長時間並ぶ覚悟 |
| 三が日・夜（17〜21時） | 40〜90分前後 | 日中より短めだが波がある |
| 1月4日（日）・日中（10〜16時） | 60〜110分前後 | “三が日延長戦”でまだ混雑が続く |
| 1月5日以降の平日午前 | 10〜30分前後 | スムーズ。タイミング次第で待ちなしも |
| 1月中旬以降の土日 | 20〜45分前後 | 「混んではいるが動きやすい」感覚 |
（出典：東京大神宮 公式サイト／千代田区観光協会）
※本記事の内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトや公式発表をご確認ください。
要点まとめ：
「絶対にこの時間」と決めるのではなく、「このくらいの幅で変動する」と考えると、当日多少のブレがあってもストレスを感じにくくなります。
天気・曜日・イベント有無で混雑がどう変わりやすいか
混み方は、天気・曜日・周辺イベントでも大きく変わります。
- 晴れて暖かい日：人出が増えやすく、昼間の行列が長くなりがち
- 雨や雪の日：人出はやや減るが、足元が悪くなるため時間に余裕が必要
- 仕事始め直前の休日：参拝を済ませたい人が集中しやすい
また、周辺エリア（飯田橋・神楽坂など）でイベントやセールがあると、人の流れが読みにくくなることもあります。
注意点：
天気予報やカレンダーを見つつ、「これは混みそうだな」と感じたら、**時間帯を早朝・夜にずらす」「翌日に回す」といった柔軟さを持っておくと安心です。
混雑を減らすための時間帯・ルート・参拝プランのコツ
ここからは、同じ日でも「どの時間」「どのルート」で行くかによって、混雑の負担を少しでも軽くするコツをまとめていきます。
【コツ1】早朝or夜の“寒さを味方にする”時間帯選び
早朝・夜は、とにかく寒さとの戦いになります。
ただ、その寒さがハードルになってくれるおかげで、日中よりは行列が短くなることが多いです。
- 早朝（5〜8時）の特徴
- 空が明るくなる時間帯にかかるので、雰囲気も◎
- 帰宅後も一日を有効に使いやすい
- 夜（19〜21時）の特徴
- 仕事帰りにも寄りやすい
- ライトアップされた境内の雰囲気を味わえる
どちらを選ぶにしても、防寒だけはしっかりしておくことが前提になります。
アドバイス：
マフラー・手袋・帽子・カイロはもちろん、足元を冷やさない靴下や靴を意識すると、体感温度がかなり違ってきます。
【コツ2】飯田橋駅のどの出口から行くとスムーズか
最寄りは、JR総武線・東京メトロ（有楽町線・南北線・東西線）などが通る飯田橋駅です。
普段使い慣れている路線があれば、その路線から向かうのが基本になります。
- JR総武線 飯田橋駅
- 東京メトロ 飯田橋駅（有楽町線・南北線・東西線）
複数路線が交差する駅なので、「どの改札から出るか」だけでも動線が変わります。
当日スムーズに歩くためには、事前に公式サイトの案内や駅の構内図で、大まかな出口イメージを掴んでおくと安心です。
（出典：東京大神宮 公式サイト）
※運行情報や営業状況は急遽変更されることがあります。最新の公式情報をご確認ください。
ここがポイント：
人が多い時間帯ほど、改札口付近も混み合います。Suica・PASMOなどの交通系ICカードは事前チャージしておくと、改札での足止めを減らせます。
【コツ3】列に並ぶ前に済ませたいこと（トイレ・防寒・支払い手段）
長い行列に並ぶ前に整えておきたいのは、主に次の3つです。
- トイレ：駅や周辺のコンビニで事前に済ませる
- 防寒：コートの前を閉め、マフラー・手袋・カイロを整える
- 支払い手段：小銭やお賽銭を取り出しやすい場所に用意
特にトイレは、一度列を抜けると戻りにくいこともあるので、先に済ませておくのが無難です。
覚えておきたい：
並んでから「あれをしておけばよかった」と思うものは、ほとんどが「トイレ・防寒・お金の準備」です。列に入る前に一度深呼吸して、身の周りをチェックしておきましょう。
【コツ4】混雑状況をリアルタイムでチェックする方法
当日の混み具合は、SNSの投稿や公式からの発信である程度つかめる場合があります。
- X（旧Twitter）で「東京大神宮」「飯田橋 初詣」などを検索
- 公式アカウントの投稿で、参拝時間や行列の様子を確認
- Instagramでストーリーズやタグ検索から、直近の写真をチェック
あくまで目安ではありますが、「想定よりかなり混んでいる」「逆に空いていそう」といった雰囲気を事前に把握できることもあります。
要チェック：
SNS情報はあくまで一部の人の視点なので、「混んでいる／空いている」の判断材料のひとつとして使うのがちょうどいいバランスです。
初めてでも迷わない、当日のタイムラインと服装・持ち物
ここでは、実際の1日の流れをイメージしやすいように、時間の使い方と服装・持ち物を整理します。
「早朝プラン」「日中プラン」でざっくり分けて考えると、同行者ともイメージを共有しやすくなります。
早朝参拝プラン（始発〜午前中）のタイムライン
早朝参拝は、「寒いけれど短時間で参拝したい」人向けです。
例として、こんな流れをイメージしてみてください。
- 5:30〜6:00ごろ：最寄駅を出発
- 6:30ごろ：飯田橋駅到着、トイレ・防寒の最終確認
- 6:45ごろ：神社付近に到着、行列に並ぶ
- 7:30ごろ：参拝・お守り・おみくじ
- 8:30ごろ：近くのカフェや朝食スポットで温まる
朝は体感温度が一番低くなりやすいので、首・手首・足首まわりの防寒をしっかりしておくと、行列中のストレスがかなり変わります。
実践ポイント：
早朝は「帰りにどこで朝ごはんを食べるか」までセットで考えておくと、参拝後にすぐ暖を取れて安心です。
日中〜夕方参拝プラン（混雑覚悟で雰囲気重視）
昼間は、どうしても行列が長くなりがちです。
その代わり、明るい境内と人の賑わいを存分に味わえる時間帯でもあります。
イメージとしては、次のような流れです。
- 10:00〜11:00ごろ：飯田橋駅到着
- 11:00〜13:00ごろ：行列に並び、参拝
- 13:00〜14:00ごろ：お守り・おみくじ
- 14:00以降：神楽坂や飯田橋周辺でランチ・散策
「せっかくならお昼も一緒に楽しみたい」という場合は、混雑がひと段落した時間帯の飲食店を事前にピックアップしておくと動きやすくなります。
注意点：
日中は、「参拝＋授与所」で想定より長く時間を使うことも多いです。後の予定に余裕を持たせておくと、途中で焦らずに済みます。
服装・防寒アイテム・あると安心な持ち物リスト
冬の屋外で長時間立ちっぱなしになることを想定した、基本の持ち物は次のイメージです。
- ロングコートまたはダウンジャケット
- マフラー・手袋・ニット帽
- 使い捨てカイロ（ポケット用・足用）
- 歩きやすく、底が冷えにくい靴
- 小さめの財布＋お賽銭用の小銭
- 交通系ICカード
- 飲み物（ホットドリンクなど）
「立ち止まっている時間が長い」という前提で選ぶと、コーディネートの失敗が減ります。
覚えておきたい：
スタイリッシュさよりも、「寒さ対策」と「歩きやすさ」を優先すると、帰宅したあとも疲れが残りにくくなります。
アクセスと駐車場事情で損しないために
アクセスは便利な一方で、車利用には少し注意が必要なエリアです。
ここでは、電車を中心にした動き方と、車を避けた方がいい理由を整理します。
最寄り駅と徒歩ルート、所要時間の目安
最寄りは、先ほど触れたとおり飯田橋駅です。主要路線と、そこからの徒歩イメージは次の通りです。
| 路線 | 最寄り駅 | 徒歩の目安 |
|---|---|---|
| JR総武線 | 飯田橋駅 | 約5〜10分 |
| 東京メトロ 有楽町線 | 飯田橋駅 | 約5〜10分 |
| 東京メトロ 南北線 | 飯田橋駅 | 約5〜10分 |
| 東京メトロ 東西線 | 飯田橋駅 | 約5〜10分 |
（出典：東京大神宮 公式サイト）
※運行情報や営業状況は急遽変更されることがあります。最新の公式情報をご確認ください。
大事なところ：
人混みを避けたいときは、一駅分だけ歩くという選択肢もありです。カレンダーと天気を見て、無理なく歩けそうかイメージしておきましょう。
車・タクシー利用はおすすめしづらい理由
周辺には一般の有料駐車場もありますが、初詣期間は次のような理由で車はやや不利です。
- 近隣駐車場がすぐ満車になる可能性が高い
- 周辺道路が渋滞しやすい
- 待ち時間中の暖房・停車場所の確保が難しい
タクシーも、神社の目の前まで乗り入れられないケースや、帰りの乗車場所を探すのに時間がかかることがあります。
意外な落とし穴：
「寒いから車で行こう」と考えると、停める場所探しにかえって時間と体力を使ってしまうこともあります。電車＋徒歩で動けるよう、防寒でカバーする方が安定しやすいです。
帰りの混雑を避けるための“少し歩く”ルートの考え方
帰りの時間帯は、駅の改札周辺も混みやすい時間です。余力があれば、次のような工夫で人混みをやわらげることもできます。
- 少し時間をずらして、近くのカフェで温まってから駅へ向かう
- 一駅分歩いて、別の駅から乗車する
- ピーク時間（14〜17時ごろ）を避けて移動する
アドバイス：
参拝だけでなく、「行き帰りも含めてどう過ごすか」をイメージしておくと、混雑に飲み込まれにくくなります。
お守り・おみくじ・ご祈祷の混雑と、上手なタイミング
参拝そのものに加えて、お守り・おみくじ・ご祈祷も混みやすいポイントです。
ここでは、それぞれの混み方と狙いどころを整理します。
縁結びのお守り・おみくじはいつ・どのくらい並ぶ？
縁結びで有名な神社だけあって、お守り・おみくじの授与所は毎年かなりの人気です。
参拝とは別の列ができるため、タイミングによっては想像以上に待つことがあります。
■ 三が日・1月4日（日）の昼間は「授与所も行列になりやすい」
- 参拝とは別に授与所前に列ができる
- 特に 10〜16時 は混雑が集中しやすい
- 20〜40分待ち になることも珍しくない
2026年は 1月4日が日曜日 のため、「三が日の延長戦」として授与所もまだ混雑が続く と考えておくのが安全です。
参拝を済ませた人が次々に授与所へ向かうため、参拝ピーク ＝ 授与所ピーク の流れになりやすいのが特徴です。
■ 三が日＋4日（日）の早朝・夜は比較的短め（ただし波あり）
- 早朝 5〜8時：待ち時間が短くなりやすい
- 夜 17〜21時：日中よりは動きやすい
- ただし、タイミングによっては列が伸びることも
授与所は「参拝後に立ち寄る人」が多いため、早朝・夜でも 参拝列が動くタイミングで急に人が増える ことがあります。
■ 1月5日以降の平日午前はかなり動きやすい
- 待ち時間は数分〜15分程度
- タイミングがよければ待たずに手に入ることも
- 実質的に“空き始める”のはこのタイミングから
1月5日以降になると、仕事・学校が始まるため参拝客が大きく減り、授与所まわりも一気に動きやすくなります。
ここがポイント：
「絶対にこのお守りが欲しい」というものがある場合は、授与内容や種類を事前に公式情報で確認しておくと、当日迷わずに済みます。
ご祈祷を受けたい人のための予約・受付時間の考え方
ご祈祷（正式参拝）を希望する場合は、通常の参拝よりも時間に余裕をもって動く必要があります。
- 初詣期間中は、ご祈祷の受付時間・受付方法が特別体制になることもある
- 「受付→待合→ご祈祷→おさがり受け取り」と、いくつかのステップがある
その年の案内に従って、受付時間・初穂料・所要時間を事前に確認しておきましょう。
（出典：東京大神宮 公式サイト）
※本記事の内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトや公式発表をご確認ください。
要チェック：
ご祈祷を受ける場合は、通常の参拝だけのときよりも、プラス1〜2時間くらい余裕を見ておくと安心です。
混雑を避けてお守りだけ授与したいときの立ち回り
「参拝の行列が長すぎるので、今回はお守りだけ」という考え方をする人も少なくありません。
その場合は、次のような流れが現実的です。
- 比較的空いている時間帯（早朝・夜・平日）を狙う
- 授与所の様子を見て、列が短いタイミングでまとめて購入する
- 家族や友人の分もまとめてお迎えする
一言まとめ：
体力や時間と相談しながら、「今年は参拝重視」「今年はお守り重視」といったメリハリをつけるのも、無理のない初詣のかたちです。
東京大神宮ならではの初詣マナーと境内での過ごし方
人気スポットだからこそ、マナーや過ごし方に少し気を配るだけで、お互いに気持ちよく過ごせるようになります。
ここでは、分散参拝の考え方と、境内での立ち居振る舞いを整理します。
分散参拝（12〜2月）という考え方と、ご利益の捉え方
近年は、混雑緩和のために12月中〜1月・2月にかけての分散参拝が紹介されるケースも増えています。
東京大神宮や観光情報でも、混雑する三が日を外した参拝をすすめる案内が出ることがあります。
分散参拝の場合でも、多くの人は「その年の初めての参拝」を初詣と捉えることが多く、必ずしも三が日にこだわる必要はありません。
補足：
「どうしても人混みが苦手」「体調的に長時間並ぶのは難しい」という場合は、三が日を避けた静かなタイミングを“自分の初詣”とする選択肢も、十分ポジティブな決め方です。
境内で気をつけたい会話・写真撮影・スマホマナー
混雑しているときほど、周りへのちょっとした気遣いが大事になってきます。
- 会話
- 大声や長時間の電話は控える
- 列の進み具合を見ながら、歩きながらのスマホは避ける
- 写真撮影
- 列を止めての長時間撮影は避ける
- 人の顔が映り込みすぎないよう注意する
- スマホマナー
- 無音撮影やライブ配信は、周囲の雰囲気に合わせて判断
注意点：
人気のある場所ほど、「自分たちだけ」の空間ではありません。“次の人に場所を譲る”意識があるだけで、全体の流れがスムーズになります。
寒さ対策と体調管理、混雑時の安全面のポイント
人が多い場所では、体調と安全面の配慮も欠かせません。
- 無理に押し合わない
- 小さな子どもや高齢の家族とは手を繋いで歩く
- 体調が悪くなったら、早めに一歩下がる
また、防寒のしすぎで屋内や電車に入ったときに一気に暑くなることもあるので、「脱ぎ着しやすいレイヤード」を意識すると快適です。
見逃せないのが：
「みんな頑張って並んでいるから」と無理をしすぎると、体調を崩してしまうこともあります。少しでも不安を感じたら、別の日に改めて参拝する選択肢を持っておくことが何より大切です。
タイプ別おすすめ参拝プラン（カップル・友人・一人・仕事帰り）
最後に、誰と・どんなスタイルで行くかに合わせたおすすめタイミングをまとめます。
同じ場所でも、ベストな時間帯はシーンによって少しずつ変わってきます。
縁結び重視のカップル・友人グループ向けプラン
縁結びで訪れる人が多いので、カップルや友人同士での参拝も人気です。
- 三が日と1月4日（日）の早朝参拝＋朝ごはん
- 三が日と1月4日（日）の夜参拝＋温かい夕食
- 1月中旬の週末午前＋神楽坂散策
ゆっくり話しながら並びたい場合は、列が少し短くなる時間帯（早朝・夜・4日以降）を選ぶと、会話する余裕も生まれます。
ここがポイント：
雰囲気だけでなく、「相手の体調・寒さの耐性」にも気を配って時間帯を選ぶと、お互いに無理のない初詣になります。
一人でじっくり参拝したい人向けの静かな時間帯
「今年のことを静かに考えたい」「落ち着いてお祈りしたい」という一人参拝も、もちろんおすすめです。
- 三が日と1月4日（日）を外した平日午前
- 夜の時間帯（安全面に配慮しつつ）
- 1月中旬〜2月の分散参拝
一人の場合は、“自分のペースで動きやすい時間帯”を優先できるのが大きなメリットです。
一言まとめ：
一人だからこそ、「行列の短さ」「静けさ」「帰りに寄りたい場所」など、細かい条件にこだわって時間を選ぶ楽しさがあります。
仕事帰りに立ち寄る“夜参拝”の楽しみ方
平日仕事帰りの夜参拝は、日中よりも落ち着いた雰囲気でお参りできることが多いです。
- 18〜19時ごろ：会社・学校を出発
- 19〜20時ごろ：参拝
- 20〜21時ごろ：軽く食事をしてから帰宅
参拝時間や授与所の受付時間は、その年の案内に従う必要がありますが、
「仕事モードから気持ちを切り替える時間」としても心地よい過ごし方です。
実践ポイント：
夜は道が暗く、足元も冷えやすいため、明るい色味のコートや反射材付きのバッグなども意識すると安心感が高まります。
まとめ
2025〜2026年シーズンの東京大神宮の初詣は、三が日と1月4日（日）の昼間を中心にかなりの混雑が見込まれます。
一方で、早朝・夜・5日以降の平日を上手に選ぶことで、待ち時間を抑えながら参拝することも十分可能です。
この記事のポイントを振り返ると：
- 三が日と1月4日（日）の昼間は1〜2時間以上の待ち時間も想定される
- 元日11〜15時が最も混みやすく、2・3日も10〜16時は行列が続きやすい
- 元日早朝・夜、5日以降の平日午前は比較的動きやすい
- 分散参拝（12〜2月）という選択肢もあり、「自分にとっての初詣」を柔軟に考えられる
- 防寒・アクセス・タイムラインを事前にイメージしておくと、当日の負担がぐっと軽くなる
まずは、自分と一緒に行く人の予定・体力・寒さへの強さを思い浮かべながら、「どの時間帯なら気持ちよく過ごせそうか」を選んでみてください。
そのうえで、無理のない日と時間を決めて、安心して新年のお参りに向かいましょう。
よくある質問（FAQ）
Q. 東京大神宮の初詣は、何時から何時まで参拝できますか？
A. 例年は朝6時ごろから夜9時ごろまで参拝できるケースが多いです。 ただし初詣期間は変更される場合があるので、その年の公式情報で参拝時間を確認してから出かけると安心です。
Q. 一番混雑するのは、いつ・何時ごろですか？
A. 最も混むのは元日11〜15時ごろで、2・3日と1月4日（日）も10〜16時は行列になりやすいです。 三が日と1月4日（日）は日中の時間帯を中心に1〜2時間以上待つこともあるため、時間にはかなり余裕を見ておくのがおすすめです。
Q. 待ち時間を短くしたい場合、いつ行くのがいいですか？
A. 混雑を避けたいなら、元日の早朝5〜8時・夜19時以降か、5日以降の平日午前が狙い目です。 三が日の昼間を外すだけでも、体感の行列時間は大きく変わりやすくなります。
Q. 車で行っても大丈夫ですか？
A. 周辺に有料駐車場はありますが、初詣期間は混雑と渋滞が重なりやすいため、公共交通機関が無難です。 駅から徒歩圏内なので、防寒をしっかり整えたうえで電車＋徒歩で向かうプランが安定しやすいです。
Q. 初詣はいつまでを“初詣”と考えるのが一般的ですか？
A. 一般的には1月中の最初の参拝を初詣とする考え方が多いです。 分散参拝として2月ごろまで勧める案内が出ることもあるので、三が日にこだわらず自分のペースで時期を選んで問題ありません。
Q. お守りやおみくじも、かなり並びますか？
A. 三が日と1月4日（日）の昼間は、お守り・おみくじの授与所にも列ができやすいです。 早朝・夜・平日など、全体の人出が落ち着く時間帯を選ぶと、待ち時間も短くなりやすくなります。
Q. 雨の日は空きますか？
A. 雨や雪の日は晴天の日より人出が減る傾向はありますが、それでも三が日と1月4日（日）は一定以上混みます。 足元が悪くなるぶん、時間と服装によりいっそう余裕を持たせておくことが大切です。
参考文献
- 東京大神宮 公式サイト
- 東京大神宮 公式Instagram
- 東京大神宮 公式X（旧Twitter）
- 江戸東京の魅力 東京大神宮（千代田区観光協会）
- 千代田区観光協会 東京大神宮（スポット紹介）
- 初詣におススメな神社まとめ（千代田区観光協会 PDF）
- New Year in Tokyo: Hatsumode（Visit Chiyoda）
- New Year in Tokyo: 3 shrines to visit（Visit Chiyoda）
