Amazonプライムの無料体験、前に一度使っていても「もう一回できないかな？」と気になる人は多いはずです。
セールやプライムビデオをきっかけに、「どうせならまた無料で試したい」と思いつつ、規約違反にならないか不安になりますよね。
実は、Amazonプライムの無料体験は「原則1アカウント1回」ですが、一定期間が空いたアカウントで再び無料体験の表示が出るケースもあります。
ただし、この2回目無料体験が出るかどうかは、公式に条件が公開されておらず、Amazon側の判定に委ねられているのがポイントなんです。
だからこそ、「そもそものルール」「自分のアカウントが対象かどうかの確認方法」「無料体験だけで終えたいときの設定」をセットで理解しておくと、とても安心です。
【この結論まとめ】
- Amazonプライム無料体験は原則1アカウント1回が基本ルール。
- ただし、一定期間後に2回目の無料体験ボタンが表示されることもあるが、条件は非公開。
- 2回目OKかどうかは、自分のアカウント画面に無料体験ボタンが出るかどうかで判断する。
- 無料体験だけで終えたいときは、登録直後に自動更新をオフにしておくと安心。
まずは全体像から、順番に整理していきます。
Amazonプライム無料体験は2回目も使える？結論と基本ルールを先におさえる
一言でいうと、「Amazonプライム無料体験は原則1回までだけれど、2回目が表示される場合もある」という少しグレーな形になっています。
そのため、「必ず2回目が使える」と期待するのではなく、「表示されていればラッキー」くらいの感覚で捉えておくと安心です。
原則は「1アカウント1回」だけど、一定期間後に2回目が出るケースがある
Amazonプライムの無料体験は、公式としては「初めてプライムに登録する人」を対象とした30日間の無料お試しです。
この「初めて」という前提からわかるように、会員規約上は何度も無料体験を繰り返すことを認めているわけではありません。
一方で、いったん有料会員や無料体験をやめたあと、長く期間が空いたアカウントに対して、Amazon側のキャンペーンとして再び「30日間の無料体験」ボタンが表示されることがあります。
この場合も、あくまで「Amazon側の判断で対象として扱われている」状態であり、読者側から期間や条件をコントロールすることはできません。
ここがポイント：
無料体験は基本的には1回までですが、Amazon側のキャンペーン判断で2回目が案内されることもあり、こちらから「いつ解禁されるか」を操作することはできません。
「一定期間内にプライム会員になったことのない方」の公式文言が意味すること
Amazonのヘルプやキャンペーン告知では、「一定期間内にプライム会員になったことのない方は無料体験の対象です」といった日本語が使われることがあります。
ここで重要なのは、次の2点です。
- 「一定期間」の長さは公開されていない
- 「プライム会員になったことのない方」と書かれている場合、そのキャンペーンに関しては過去の利用歴があると対象外のことが多い
つまり、「いつ解約して、どれくらい待てば2回目が必ず出る」といった「裏技的なライン」は存在せず、あくまでその時々のキャンペーンや条件で対象かどうかが変わるということになります。
ちょっと深掘り：
公式文言の「一定期間」は、運営側が柔軟に設定できる余白を残すための表現で、利用者が具体的な月数を逆算するためのものではありません。
2回目無料体験が表示されるかどうかは、Amazon側の判定で決まるという前提
ここまでを整理すると、次のようなイメージになります。
- ルール上は「初めての方が対象」
- ただし、Amazon側のキャンペーンとして、過去利用者にも無料体験が再度案内されることがある
- その判定は、利用履歴・経過期間・キャンペーン内容などを総合してAmazonが自動で行っている
このため、ユーザーができるのは「アカウント画面を開いて、無料体験ボタンが出ているかどうかを確認する」というところまでです。
もしボタンが出ていなければ、その時点では「2回目無料体験の対象ではない」と判断するのが現実的です。
結論：
2回目無料体験は「権利」ではなく、あくまでAmazon側が個別に用意したキャンペーンと考えると、期待と現実のギャップが小さくなります。
自分のアカウントが2回目の無料体験OKか、今すぐ確認する手順
ここからは、「自分は今、2回目無料体験の対象なのか」を具体的に確認していきます。
スマホでもPCでも数分でチェックできるので、まずはここを見ておくとスッキリします。
スマホで確認するときの流れ（アカウント→プライム→表示文言チェック）
スマホアプリやブラウザでAmazonにログインしたら、まずは「アカウント」メニューを開きます。
その中の「アカウントサービス」や「アカウント設定」にある「プライム」または「プライム会員情報」という項目をタップします。
この画面の上部や目立つ位置に、次のような表示が出ていないかをチェックします。
- 「30日間の無料体験を始める」
- 「30日間無料でお試し」
- 「今すぐ30日間無料」を含むボタン
これらのボタンが出ている場合、そのアカウントは無料体験対象（初回または2回目以降を含む）として扱われていると考えてよい状態です。
逆に、料金プランの案内（「月額〇〇円」「年額〇〇円」）だけが表示されている場合は、無料体験の対象外になっている可能性が高いです。
要点まとめ：
スマホでの確認は「アカウント→プライム画面へ進み、『30日間無料』のボタンがあるかどうか」を見るだけでOKです。
PCブラウザで確認するときの流れ（プライム会員情報ページの見方）
PCブラウザでAmazonを開いた場合は、画面右上の「アカウント＆リスト」にマウスを合わせ、「プライム」あるいは「アカウントサービス」をクリックします。
「プライム」ページでは、現在の会員ステータスが表示されます。
- 「プライム無料体験を始める」ボタンがある場合：無料体験対象
- 「会員登録する」「今すぐ登録」など料金とセットで表示される場合：無料体験対象外が濃厚
- すでにプライム会員の場合：「会員情報の管理」「会員資格を終了する」などが出る
といった形で、ステータスがわかるようになっています。
一言まとめ：
PCでもやることは同じで、「プライム会員情報ページに無料体験ボタンがあるかどうか」を見るだけです。
「30日間の無料体験」ではなく料金のみが表示されるときの意味と次の一手
もし自分のアカウントで、「月額プラン」「年額プラン」だけが表示されていて、無料体験ボタンがない場合は、次の可能性が考えられます。
- すでに無料体験を利用済みで、2回目無料体験の対象になっていない
- 現在もプライム会員中、または家族会員として特典を共有している
- 過去の支払い状況やアカウントの状態が理由で、無料体験対象外と判断されている
この場合、自分側でできる対処は基本的にありません。
どうしても気になるときは、カスタマーサービスにチャットや電話で相談することはできますが、「2回目の無料体験を付けてほしい」というお願いは通らない前提で考えておくのが現実的です。
注意点：
無料体験ボタンが表示されていない状態で、複数アカウントを新規作成して無料体験だけを狙う行為は、規約違反と見なされる可能性があるため避けるのが安全です。
2回目無料体験「できる人・できない人」をパターン別に整理する
ここからは、「どんな人に2回目無料体験が出やすいのか」「どんな人はほぼ出ないのか」を、あくまで傾向として整理していきます。
はっきりした条件が公開されていないからこそ、「目安」として使えるように整理しておくイメージです。
解約からの経過期間別に見た「再び無料体験ボタンが出やすい」目安
経過期間はあくまで目安レベルですが、イメージを持ちやすいようにパターンで見てみます。
【2回目無料体験が表示されるかのざっくりイメージ】
| 状況の目安 | 2回目無料体験ボタンの表示傾向 | 補足ポイント |
|---|---|---|
| 解約から間もない（数週間〜数カ月） | 出る可能性は低め | 単なる解約直後として扱われやすい |
| 解約からかなり時間が経過（1年以上など） | 出る可能性はあるが保証はなし | キャンペーン対象として案内されることがある |
| 一度もプライム登録経験なし | 初回無料体験の対象 | 初回は30日無料体験が基本 |
（出典：Amazon.co.jp）
※本内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
このように、「解約してから長く利用していないアカウントほど、キャンペーン対象になりやすい」と考えるのが自然ですが、あくまでAmazon側の判断であり、期間を満たしたからといって必ず出るわけではない点が重要です。
失敗しないコツ：
「◯カ月待てば必ず2回目が出る」といった固定的な考え方は捨てて、「表示されていたら使う」くらいの柔らかいスタンスでいる方がストレスが少なくなります。
学生・家族会員・他社キャンペーン（ドコモなど）利用時の扱いの違い
無料体験の「回数」を考えるときに整理しておきたいのが、次の3つです。
- 一般のAmazonプライム
- Prime Student（学生向け）
- 携帯キャリアなどが提供する特典（例：ドコモのプライム特典）
Prime Studentは、一般のプライムとは別枠として6カ月間の無料体験が用意されている学生向けプランです。
また、NTTドコモなど一部のキャリアでは、「一定期間Amazonプライムが無料になる特典」を提供しているケースがあり、こちらもキャリア側の条件で付与される権利という扱いになります。
それぞれの関係性は、おおまかに次のようなイメージです。
- Prime Studentの6カ月無料は、「学生であること」を条件にした別枠の無料体験
- キャリアの特典は、そのキャリアの契約状況に紐づく「利用権」のような扱い
- 一般プライムの30日無料体験とはカウントの仕方が異なる
そのため、「一般プライムで30日無料を使ったことがある学生でも、Prime Studentで6カ月無料を利用できるケース」が存在します。
覚えておきたい：
「一般プライムの無料体験」と「Prime Studentの無料体験」は別物として設計されているため、学生で条件を満たす人は学生プランを軸に考える方がトータルでお得になりやすいです。
支払い方法やアカウント状態（未払い・停止など）が影響するケース
無料体験ボタンが表示されない理由として、過去の利用歴以外に次のような要因が関わることもあります。
- 過去に会費の支払い遅延や決済エラーがあった
- 支払い方法が正しく登録できていない
- アカウントに何らかの制限・停止がかかっている
Amazonプライムの無料体験登録には、クレジットカードや携帯決済など有効な支払い方法の登録が必要です。
そのため、支払い情報に問題がある場合、無料体験の対象かどうか以前に「登録手続き自体」が完了できないこともあります。
意外な落とし穴：
「前に無料体験を使っていないはずなのにボタンが出ない」というときは、支払い方法やアカウント状態に問題がないかも、ざっと確認しておくと安心です。
2回目無料体験を安全にお得に使うためのコツとタイミング
ここからは、「もし自分のアカウントに無料体験ボタンが出ていたら、どんなタイミングで使うと得か」を整理していきます。
セールや忙しさとのバランスを考えながら、無理なく使い切れる30日を選ぶイメージです。
大型セール・キャンペーンと無料体験を合わせるタイミングの考え方
無料体験を最大限活かしたいなら、やはりセール期間やキャンペーンと重ねるのが王道です。
例えば次のようなタイミングが候補になります。
- プライムデーやプライム感謝祭などの大型セール期間
- 年末年始の買い替え・お歳暮・お正月準備が重なる時期
- 引っ越しや新生活準備でまとめ買いが増える月
こうした時期に無料体験を重ねると、「送料無料」「お急ぎ便」「セール価格」を一度に活かしやすくなります。
【無料体験を合わせやすいタイミング例】
| タイミングの例 | メリットのイメージ |
|---|---|
| プライムデー・プライム感謝祭 | セール価格＋送料無料で高額商品ほどお得感が大きい |
| 新生活シーズン（3〜4月頃） | 家電・家具・日用品のまとめ買いで配送料を抑えやすい |
| 年末年始・大型連休前 | 日用品や食料品、帰省用の荷物などを一気にそろえやすい |
（出典：Amazon.co.jp）
※本内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
実践ポイント：
「セールに合わせる」のではなく、「30日間の中にセールが含まれるように逆算して始める」と考えると、無理なく使い切りやすくなります。
更新日を忘れないためのリマインダー設定と「早め解約でも期間は使える」仕組み
無料体験で一番怖いのは、「解約を忘れてそのまま有料になってしまうこと」です。
ただし、Amazonプライムの無料体験は、期間中に解約しても、その日まで特典を使える仕組みになっています。
そのため、次のような流れにしておくと安心です。
- 無料体験に登録したら、すぐに会員情報ページで「終了日」を確認する
- カレンダーアプリなどに「終了日＋数日前」にリマインダーを入れておく
- 不安なら、登録直後に「自動更新をオフ」にしておく
これでも、無料期間が終わるまではプライム特典を利用できます。
注意点：
無料体験中に特典を一度も使っていない場合は、条件を満たせば返金されるケースもありますが、毎回必ずとは限らないので、「返金ありき」で使うよりも、最初から解約を忘れない仕組みを作っておく方が安心です。
Prime Video・配送特典・その他特典を30日でフル活用するための視聴・利用プラン
30日間の無料体験で「どこまで使い切るか」を軽く決めておくと、満足度がぐっと上がります。
例えば、次のような項目を書き出しておくとイメージしやすくなります。
- 見たい映画・ドラマ・アニメのリスト（Prime Video）
- まとめ買いしたい日用品・食品・日用雑貨（送料無料を活かす）
- 読んでみたい電子書籍や聞いてみたいコンテンツ（対象サービスがある場合）
あれもこれもと欲張るより、「この30日でこれだけできたら満足」というラインを決めておくと、2回目無料体験でも焦らず使えます。
要点：
無料体験は「とりあえず入ってみる」よりも、「30日でやりたいこと」を前もって軽くメモしておくと、満足感がかなり変わります。
2回目無料体験が表示されないときに考えられる理由とチェックポイント
2回目無料体験を期待していたのに、「ボタンがまったく出てこない」という場合、単に「2回目だから」だけが理由とは限りません。
ここでは、ありがちな原因と、確認しておきたいポイントを整理します。
すでに有料会員・家族会員になっている場合に画面がどう変わるか
まず、「自分では解約したつもりでも、実はまだプライム会員だった」というケースがあります。
プライム会員中は、画面に次のような表示が出るのが一般的です。
- 「会員情報を管理する」
- 「会員資格を終了する」
- 「更新予定日：〇年〇月〇日」
また、家族会員としてプライム特典を共有している場合も、本人アカウントとして無料体験ボタンが出ないことがあります。
この場合、「無料体験が出ない＝損をしている」というより、すでに特典を受けている状態に近いと考える方が自然です。
補足：
無料体験ボタンが出ないときは、「本当に今プライムではないのか」「家族会員になっていないか」を先に確認しておくと、原因が見えやすくなります。
直近で解約したばかりの場合に、無料体験が出ないことが多い理由
直近でプライム会員をやめたアカウントに、すぐに無料体験ボタンが出る可能性は低めです。
理由としては、無料体験が「まだ使ったことのない人に試してもらうための仕組み」であり、「解約直後の人に即座に再配布する」目的ではないからです。
「期間が空けば2回目の無料体験が出るかもしれない」ことはあっても、解約直後に期待しすぎない方が気持ち的にもラクになります。
判断の基準：
解約からあまり時間が経っていないときは、「いったんプライムなしの生活をしてみて、本当に必要になったタイミングで有料登録を検討する」という見方もアリです。
過去の利用状況や規約違反と判断される使い方が影響する可能性
複数のアカウントで無料体験だけを何度も繰り返したり、支払いを意図的に滞らせるなどの行為は、利用規約上好ましくないと判断される可能性があります。
そのような使い方を繰り返した場合、無料体験ボタンが出づらくなったり、アカウント自体に制限がかかるリスクもゼロではありません。
意外な落とし穴：
「短期的に数千円得をするためにグレーな使い方をする」よりも、「長く安心して使えるアカウントを維持する」ことの方が、結果的にはメリットが大きくなりやすいです。
複数アカウントで無料体験を繰り返すのはアリ？規約とリスクを整理する
ここは少し踏み込んだ話になります。
「家族名義や複数メールアドレスを使って、無料体験を何度も回す」のはどうなのか、気になる人もいるはずです。
プライム会員規約から読み取れる「正しい使い方」とNGになりうる行為
Amazonプライム会員規約では、無料体験会員について、無料期間終了後の扱いや会費の請求方法などが定められています。
規約は細かい条文形式ですが、考え方としては次のように整理できます。
- 無料体験は、将来的に有料会員になるかどうかを判断してもらうための仕組み
- アカウントを偽って何度も無料体験を受けることを想定していない
- 不正な利用と見なされる行為があった場合、アカウントへの制限・停止などの措置があり得る
明確に「何回やったらNG」とは書かれていませんが、「無料体験だけを目的にアカウントを増やす」使い方は、規約の想定外であると考えるのが妥当です。
大事なところ：
「書いていないからセーフ」ではなく、「仕組みの趣旨に沿っているかどうか」で考えると、グレーゾーンに踏み込みすぎずに済みます。
家族や同居人とのアカウント共有と、無料体験の繰り返しの違い
Amazonプライムには、「家族会員」という形で、同居している家族に特典を共有できる仕組みがあります。
これはあくまで正規の機能であり、代表者が会費を払いつつ、一定範囲の家族が配送特典などを共有するイメージです。
一方で、複数アカウントを作り、それぞれで無料体験だけを繰り返すのは、「無料体験の意図」を外れている使い方と考えられます。
失敗しないコツ：
家族で使いたい場合は、「家族会員や共有方法を正しく使う」方向で検討した方が、心理的にも安全で長く使いやすくなります。
短期的なお得よりも「アカウント停止リスク」を避けるべき理由
オンラインサービス全般に言えることですが、アカウント停止や制限は、一度起きてしまうと巻き戻しが難しいトラブルです。
Amazonの場合も、プライムだけでなく、普段の買い物・デジタルコンテンツ・電子書籍など、さまざまなサービスが1つのアカウントに紐づいています。
仮に「無料体験の繰り返し」がきっかけでアカウントに問題が発生すると、影響の範囲が大きくなってしまう可能性があります。
覚えておきたい：
数千円の会費を浮かせるためにアカウントリスクを取るより、「正しい範囲で無料体験を使う」方が、長い目で見ても安心感が大きい選択肢になります。
Prime Studentや他の特典と2回目無料体験の関係を整理する
学生の人や、その親世代にとっては、「一般プライムの無料体験」と「Prime Studentの無料体験」がどう違うのかが重要なポイントになります。
ここでは、学生向けプランと一般プランの違いを整理します。
Prime Studentは6カ月無料で一般会員とは別枠の扱いになる
Prime Studentは、対象の学生向けに用意された、料金が安く特典も手厚いプランです。
公式ヘルプによると、無料体験期間は6カ月間で、その後は一般プライムよりも安い会費で利用できます。
一般プライムとの主な違いを、ざっくり整理すると次のようになります。
【一般プライムとPrime Studentのざっくり比較】
| 項目 | 一般プライム | Prime Student |
|---|---|---|
| 無料体験期間 | 30日間 | 6カ月間 |
| 会費（目安） | 一般向け料金 | 割引された学生向け料金 |
| 対象 | 一般の成人ユーザー | 学生（条件を満たす人のみ） |
（出典：Amazon.co.jp）
※本内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
ここがポイント：
学生で条件を満たす人は、「一般プライムの2回目無料体験」を狙うより、Prime Studentを活用した方が無料期間も長く、料金面でも有利になりやすいです。
一般会員→Prime Student／Prime Student→一般会員に切り替えるときの注意点
一般プライム会員からPrime Studentに切り替える場合や、その逆パターンでは、次の点に注意しておくと安心です。
- 会員ステータスが切り替わるタイミングで、会費の計算方法や更新日が変わることがある
- どちらのプランで無料体験を使うかによって、「何カ月無料になるか」が変わる
- 卒業時期を過ぎると、Prime Studentから自動的に一般プライムに切り替わる
特に、一般プライムで無料体験を使ったあとにPrime Studentを利用するケースでは、「どの段階でどのプランになっているか」をきちんと確認しておくと、思わぬ課金を避けやすくなります。
補足：
プランを切り替える前後は、会員情報と更新日をスクリーンショットなどで残しておくと、後から見返しやすくなります。
携帯キャリアなどの「プライム無料特典」との組み合わせで迷わない考え方
NTTドコモをはじめとする携帯キャリアでは、一定条件を満たした契約者に、一定期間Amazonプライムが無料で付与される特典を行うことがあります。
このような特典は、キャリア側が会費を負担する形の「利用権」に近く、一般の無料体験とは別の枠組みです。
イメージとしては、次のように分けて考えると整理しやすくなります。
- 一般プライムの30日無料体験：Amazon側が提供するお試し
- Prime Studentの6カ月無料：学生向けに設定された長期無料プラン
- キャリア特典：キャリアが負担する一定期間の利用権
一言まとめ：
「どの無料枠を先に使うか」で損得が変わることもあるので、自分が今どの特典を持っているかを整理してから登録するのがおすすめです。
無料体験だけで終えたいときの設定と、課金されてしまったときの対処法
「今回は無料体験だけで様子を見たい」という人がほとんどだと思います。
ここでは、無料体験で損をしないための設定と、もし課金されてしまったときの対処の基本をまとめます。
無料体験開始直後に「自動更新オフ」にしても期間いっぱい使える仕組み
Amazonプライムの無料体験は、無料期間が終わると自動的に有料会員に切り替わる仕組みです。
ただし、無料体験期間中に「会員資格を終了する」設定をしても、その瞬間に特典が使えなくなるわけではありません。
多くの場合、次のような流れになります。
- 無料体験に登録
- 会員情報ページで「会員資格を終了する」「更新前に通知を受ける」などの設定を行う
- 無料期間が終わるまでは、プライム特典を利用できる
- 期間終了後、自動的に有料更新されない
この動きは、公式ヘルプでも「無料体験期間中、いつでもキャンセルできる」旨が案内されています。
ここがポイント：
「無料体験→すぐに自動更新オフ→30日間フル活用」という流れにしておくと、解約し忘れの不安をかなり減らせます。
うっかり課金されてしまったときの返金条件と、返金が難しいケース
もし無料体験終了後に気づかないまま有料会員に移行してしまった場合でも、条件を満たせば会費の返金が行われることがあります。
Amazon公式ヘルプでは、特典を利用していない有料会員は会費の全額返金を受けられると案内されています。
一方で、プライムビデオを視聴したり、お急ぎ便を利用したりしている場合は、返金が難しくなるケースもあります。
【課金後の返金イメージ】
| 状況 | 返金の可能性の目安 |
|---|---|
| 有料移行後、特典を一度も利用していない | 返金される可能性が高い |
| 有料移行後、特典を何度も利用している | 返金が難しい場合が多い |
（出典：Amazon.co.jp）
※本内容は執筆時点の情報です。内容が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
要点：
課金後に気づいた場合は、「特典を使っていないかどうか」を確認したうえで、早めにカスタマーサービスに相談するのが一番スムーズです。
どうしても不安なときにAmazonカスタマーサービスへ相談する流れ
画面表示や会員ステータスがどうにも不安なときは、Amazonのヘルプページからチャットや電話で相談できます。
相談するときは、次のような内容を手元にメモしておくと話が早く進みます。
- 現在の会員ステータス（無料体験中・有料会員・解約済みなど）
- 最後に請求があった日付と金額
- 直近でプライム特典を利用したかどうか
迷ったらここ：
画面表示だけでは判断しづらいときは、無理に自己判断しようとせず、早めにカスタマーサービスに相談して「今の状態」をクリアにしておくと安心です。
まとめ
Amazonプライムの無料体験は、「原則1アカウント1回」というシンプルなルールに見えて、2回目の無料体験や学生向けプラン、キャリア特典などが絡むと一気にわかりにくくなります。
ただ、押さえておきたい軸はそこまで多くありません。
- 無料体験は基本的に初回向けの30日間で、2回目が出るかどうかはAmazon側のキャンペーン判断。
- 2回目OKかどうかは、自分のアカウント画面に無料体験ボタンがあるかどうかで見る。
- 学生なら、一般プライムよりもPrime Studentの6カ月無料を軸に考えた方が総合的にお得。
- 無料体験だけで終えたいときは、登録直後に自動更新オフ＋終了日をメモしておくと安心。
- 複数アカウントで無料体験を繰り返すようなグレーな使い方は、アカウントリスクと引き換えになる。
まずは自分のアカウント画面で、「今、無料体験ボタンが出ているかどうか」を軽くチェックしてみてください。
そのうえで、必要な時期に合わせて無料体験や学生プラン、有料継続を選ぶイメージで考えると、Amazonプライムを無理なく賢く使いやすくなりますよ。
よくある質問（FAQ）
Q. Amazonプライムの無料体験は2回目も必ずできますか？
A. いいえ、2回目無料体験は保証されていません。 原則は1アカウント1回ですが、一定期間が空いたアカウントに対してキャンペーンとして2回目無料が案内されることがあります。
Q. 2回目無料体験の対象かどうかはどこで確認できますか？
A. アカウントの「プライム」画面に30日間無料体験のボタンが出ているかどうかで判断できます。 料金だけが表示されている場合は、その時点では対象外の可能性が高いです。
Q. 無料体験だけで終えたいときは、いつ解約するのが安全ですか？
A. 登録直後に自動更新をオフにしておくのが一番安心です。 その場合でも無料期間が終わるまでは特典を使えるので、終了日だけカレンダーにメモしておくとよいです。
Q. 有料会員に移行してから気づいた場合、会費は返金してもらえますか？
A. 特典を一度も利用していなければ、全額返金される可能性があります。 ただし、プライムビデオ視聴やお急ぎ便利用があると返金が難しくなることもあるため、早めにカスタマーサービスに相談するのがおすすめです。
Q. 一般の無料体験を使ったことがあっても、Prime Studentの6カ月無料は使えますか？
A. 学生としての条件を満たしていれば、別枠の無料体験として利用できる場合があります。 どのプランで無料期間が適用されているかは、会員情報画面で必ず確認してください。
Q. 家族全員がそれぞれアカウントを作って無料体験を回しても大丈夫ですか？
A. 無料体験だけを目的に多数のアカウントを作る使い方は、規約違反と判断されるリスクがあります。 正規の家族会員機能などを使って、1つのアカウントを中心に安全に共有する方が安心です。
Q. 無料体験ボタンが出ていませんが、サポートに連絡すれば付けてもらえますか？
A. 無料体験の対象かどうかはAmazon側の判定で決まり、個別に付与してもらうことは基本的にできません。 ボタンが出ていない場合は、その時点では対象外と考えるのが現実的です。
参考文献・出典
- Amazon.co.jp「Amazonプライム無料体験に登録する」
- Amazon.co.jp「Amazonプライム会員登録をキャンセルする、返金を受ける」
- Amazon.co.jp「Amazonプライム会員規約」
- Amazon.co.jp「Prime Student会員規約」
- NTTドコモ「ドコモからAmazonプライムの月間プランをおトクに登録！」
- NTTドコモ「ドコモユーザー向けAmazonプライム利用権提供規約」
