「3rd 4thって、どっちが正しいの?」「どうやって使えばいいの?」と迷ってしまうことはありませんか。数字にthやrdがつく表現は、見慣れないと少し混乱しやすいですよね。ですがご安心ください。この記事では、3rdや4thの意味や使い方、よくある間違いまでをやさしく丁寧に解説します。読み進めるうちに、自然と正しい順序の表し方が身につくはずです。ちょっとしたコツを知るだけで、驚くほどスッキリと理解できますよ。
- 「3rd 4th」の正しい意味と使い分けがわかる
- 誤りやすい「3th」や「4nd」の理由と注意点が理解できる
- 日付や順位など、生活の中での具体的な使い方の目安がつく
- 数字の語尾によって変わるルールを整理して覚えられる
英語でよく使われる「3rd 4th」の意味と使い方を正しく理解しよう
- 3rdや4thはどんな意味?序数の基本をわかりやすく解説
- 「1st, 2nd, 3rd, 4th」と続く英語の順序のルールとは
- 『3th』『4nd』が間違いと言われる理由と、ついやってしまう誤表記
- 1st〜7thまでの読み方とカタカナ発音をまとめて確認
- 日常生活の中で「3rd」や「4th」が使われる場面とは
3rdや4thはどんな意味?序数の基本をわかりやすく解説
英語で「3rd」や「4th」と表記された言葉には、それぞれ「三番目」や「四番目」といった順序を示す意味があります。これは「序数」と呼ばれる形式で、ものごとの順番や位置を伝えるときに使われます。例えば、並んでいる人の列や順位、建物の階数などに使われることが多い表現です。
基数と序数のちがいを知っておく
まず、「1、2、3」などの数字は「基数」と呼ばれます。基数は単純に「数の大きさ」や「量」を表すもので、「3つのリンゴ」や「2人の友達」といった使い方がされます。
一方、「3rd(third)」や「4th(fourth)」などの「序数」は、数ではなく順番を伝えるためのものです。これによって「3番目の人」や「4階の部屋」のように、その物事の位置や順序が明確になります。
用語 | 表す内容 | 例文 |
---|---|---|
基数 | 数や量 | I have three cats.(私は猫を3匹飼っています) |
序数 | 順序や順位 | He came 3rd in the race.(彼はレースで3位でした) |
序数はどんな場面で使われるの?
序数は日常の中でさまざまな場面に登場します。たとえば、スポーツの試合結果では「3rd place(3位)」のように順位を表すときや、「My birthday is on the 4th of July.(私の誕生日は7月4日です)」のように日付の表現にも使われます。
また、「the 4th floor(4階)」のように建物の階数を言い表す際にも使われ、英語では基数ではなく序数が基本となります。日本語と異なり、数字の読み方と書き方が変化するため、慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、順序を丁寧に伝えたい場面ではとても便利な表現です。
「1st, 2nd, 3rd, 4th」と続く英語の順序のルールとは
英語の序数にはいくつかのルールがあります。特に「1st(ファースト)」「2nd(セカンド)」「3rd(サード)」「4th(フォース)」といった序数の並びは、形や使い方に特徴があるため、正しく覚えておきたいところです。
序数の語尾にはルールがある
結論から言えば、序数の表記は末尾の数字によって接尾辞(st, nd, rd, th)が決まります。これはすべての数字に同じものがつくわけではないため、少し注意が必要です。
数字 | 序数 | 読み方(カタカナ) |
---|---|---|
1 | 1st | ファースト |
2 | 2nd | セカンド |
3 | 3rd | サード |
4 | 4th | フォース |
このように、1〜3はそれぞれ特別な語源を持ち、「st」「nd」「rd」が使われます。4以降は基本的に「th」が付けられる形になります。5(fifth)、6(sixth)、7(seventh)なども同じパターンです。
注意したい特別な例外もある
ただし、「11」「12」「13」は例外です。本来であれば1や2、3の末尾なので「11st」「12nd」「13rd」としそうですが、英語ではこの3つはすべて「th」が使われ、「11th」「12th」「13th」となります。
これは語源上の理由によるもので、序数としての流れを整えるために例外処理がされています。英語ではよく見られるパターンですので、実際に使う前に確認しておくと安心です。
このルールをしっかり押さえておくことで、間違った表記を避けるだけでなく、読み手にとってもわかりやすい自然な英語になります。
『3th』『4nd』が間違いと言われる理由と、ついやってしまう誤表記
英語学習でよくある間違いの一つに、「3th」や「4nd」といった誤った表記があります。一見するとルール通りに見えるかもしれませんが、実はこれらは正しくありません。
「数字+th」だけでは正しくならない
誤った表記が生まれる理由の一つは、「序数は数字にthをつければ完成する」と思い込んでしまうことにあります。たしかに「4th」や「5th」のように、「th」をつけるのが基本の形に見えますが、すべての数字がこのルールに当てはまるわけではありません。
例えば「3」は、「third(サード)」という特別な言い方をします。そのため、正しい表記は「3rd」であり、「3th」と書くのは間違いです。
同じように、「4」は「fourth(フォース)」と読み、「4nd」ではなく「4th」と書きます。「nd」は「2nd(セカンド)」だけに使われる接尾辞ですので、他の数字と組み合わせてしまうと不自然な英語になります。
間違った表記が与える印象
もし間違った表記を使ってしまうと、読み手にとって違和感を覚えるだけでなく、「基本的な英語ルールを理解していない」という印象を与えてしまう可能性もあります。特にビジネスシーンや学術的な場面では、こうした小さなミスが信用につながることもありますので、注意が必要です。
誤表記を防ぐポイント
このような間違いを防ぐには、数字ごとに正しい序数の形を覚えておくのが一番です。以下のような表を参考にすると、感覚的にも覚えやすくなります。
数字 | 正しい序数表記 | 間違いやすい表記 | 正しい読み方 |
---|---|---|---|
1 | 1st | 1th | ファースト |
2 | 2nd | 2th | セカンド |
3 | 3rd | 3th | サード |
4 | 4th | 4nd | フォース |
このように、数字に合わせたルールを正しく理解していれば、自然で伝わりやすい表現になります。英語に慣れていく中で、少しずつ定着させていくことが大切です。
1st〜7thまでの読み方とカタカナ発音をまとめて確認
英語の序数は、順番や順位を表すために使われる言葉です。特に「1st」から「7th」までは、日常生活の中でよく登場するため、正しい読み方とカタカナでの音の確認をしておくと、英会話の際にとても役立ちます。
英語の序数とカタカナ発音の一覧
以下の表に、1番目から7番目までの序数を英語表記とともにカタカナでまとめました。
数字 | 表記 | 読み方(カタカナ) | 注意点 |
---|---|---|---|
1 | 1st | ファースト | 発音は「ファスト」に近くなることもあります |
2 | 2nd | セカンド | 「セカン」と聞こえることもあります |
3 | 3rd | サード | 「th」ではなく「rd」が使われる点に注意 |
4 | 4th | フォース | 映画の「フォース」との混同に注意 |
5 | 5th | フィフス | 「ve」が「f」に変わる点が特徴です |
6 | 6th | シックス | 語尾の「th」は息を吐くような音で発音します |
7 | 7th | セブンス | 「th」の音が曖昧になりやすいため注意が必要 |
どれも日本語にない音を含んでいますが、何度も耳で聞いて、口に出して練習することで自然と慣れていくものです。
発音が難しい単語に気をつける
特に「fifth(5th)」と「sixth(6th)」は、ネイティブの間でも滑らかに発音するのが難しい単語と言われています。「フィフス」「シックスス」と発音してしまうと、やや不自然になってしまうため、無理に完全な音を再現しようとするより、意味が通じる程度に慣れることを意識するとよいでしょう。
また、序数は話すだけでなく、聞くときにも正確に理解する必要があります。たとえば「third」と「thirty」とでは意味がまったく異なるため、数字の聞き取りにも敏感になっておくと安心です。
音声教材を活用するのがおすすめ
可能であれば、音声付きの辞書や動画、アプリを活用してネイティブの発音を繰り返し聞いてみましょう。カタカナ表記はあくまで目安なので、本物の発音を耳で確認する習慣が大切です。スピーキング力も同時に高めることができるため、英語を実践的に使いたい方にとってはとても効果的です。
日常生活の中で「3rd」や「4th」が使われる場面とは
英語の「3rd」や「4th」といった序数は、単に数字の順番を表すだけでなく、実際の生活や会話の中でも幅広く使われています。これを知っておくことで、英語表現がぐっと自然になり、実践の場面でもスムーズに対応できるようになります。
日付を表すとき
「3rd」や「4th」は、日付を英語で表すときに欠かせない表現です。たとえば、「July 4th(7月4日)」はアメリカの独立記念日として有名ですね。また、「March 3rd(3月3日)」のように、誕生日や記念日などを英語で伝えるときには、必ず序数が使われます。
カレンダーを見るときにも、「Today is the 4th(今日は4日です)」という表現がよく出てきます。こうした日付表現は、ビジネスメールや学校行事の案内などにも頻出します。
順位を伝えるとき
スポーツの大会やコンテスト、業績のランキングなど、順位を表す場面でも序数は頻繁に登場します。「He came in 3rd place(彼は3位に入りました)」のように使えば、状況が正確に伝わります。
また、学校や職場での発表順や到着順など、「第○番目」を示す必要があるときにも便利です。
建物の階数や場所の説明に使うとき
会議室や客室の場所を案内する際にも、序数は欠かせません。「The meeting room is on the 4th floor(会議室は4階にあります)」のように使えば、英語圏の相手にも正確に伝わります。
特に、海外のホテルやショッピングモールではフロアごとに案内が表示されているため、「3rd floor(3階)」「4th floor(4階)」のような表現を理解しておくと、現地でも困ることが少なくなります。
序数を使うことで得られるメリット
このように、「3rd」や「4th」は、順番や順序が関係するさまざまな場面で使われます。正しく使いこなせるようになることで、会話がスムーズになるだけでなく、相手に与える印象も良くなります。
ただし、注意すべき点もあります。たとえば、日本人によく見られる間違いに「3th」「4nd」といった誤表記がありますが、これは英語圏では不自然に見えるため、正しい形式をしっかり覚えておくことが大切です。
日常の中で自然に慣れていくことが大事
序数を覚えるには、日常生活の中で目や耳に触れる機会を意識的につくるのが効果的です。たとえば、日記に日付を英語で書いてみたり、英語のスケジュール帳を使ってみたりするのもよい方法です。
また、海外ドラマや映画のセリフに出てくる表現をそのまま真似することで、使い方の自然な感覚も身につきやすくなります。実際の会話の中で出てくる言い回しを体験として覚えることが、最も記憶に残る方法です。
「3rd 4th」の次にくる表現を覚えて、自然な英語力を身につけよう
- 5thから10thまでの使い方とルールをまとめて理解
- 11th〜13thの特別ルールと間違えやすいポイント
- 21st・22nd・23rdなどの複雑な序数のパターンを解説
- 数字の末尾に応じて変化する序数の法則とは
5thから10thまでの使い方とルールをまとめて理解
5番目から10番目までの英語表現は、基本的には数字の後ろに「th」をつけるだけで完成します。たとえば、「5th(fifth)」や「6th(sixth)」のように表記されます。これは英語の序数における基本ルールであり、このパターンを覚えておけば多くの数字に対応できるようになります。
なぜ「th」が使われるのか
英語では、順番を示すために「序数」と呼ばれる表現が使われます。「5番目」や「10番目」などがその例です。多くの序数には「th」が語尾につきますが、これは英語の歴史的な発音や語源に由来するもので、現在ではルールとして定着しています。
スペルに注意が必要な単語もある
一見すると単純に数字+thで良さそうですが、中には綴りが変わる単語もあります。以下の表をご覧ください。
序数 | 表記 | カタカナ発音 | スペルの注意点 |
---|---|---|---|
5番目 | 5th | フィフス | five → fifth(veがfに) |
6番目 | 6th | シックス | そのまま |
7番目 | 7th | セブンス | そのまま |
8番目 | 8th | エイス | eが落ちる(eight→eighth) |
9番目 | 9th | ナインス | eが落ちる(nine→ninth) |
10番目 | 10th | テンス | そのまま |
とくに「fifth」や「ninth」「eighth」は綴りが元の単語から少し変わるため、音の響きやリズムで覚えておくと記憶に残りやすくなります。
どのような場面で使われるのか
これらの序数は、英語で日常的によく使われる表現です。たとえば、順位を伝えるときや、建物の階数、章の番号など、多くの場面で登場します。
- 「She finished in sixth place.(彼女は6位でゴールしました)」
- 「He lives on the 10th floor.(彼は10階に住んでいます)」
- 「The 8th chapter is very important.(第8章はとても重要です)」
このように、数字に「th」をつけることで、順序や位置関係を簡潔に伝えることができます。
綴りの間違いを防ぐには?
スペルのミスを防ぐためには、何度も目で見て、声に出して覚えることが大切です。とくに「fifth」や「eighth」は子どもでもつまずきやすい単語ですので、リズムに乗せて声に出す練習が効果的です。また、スマートフォンやタブレットの辞書アプリでネイティブの発音を確認するのもおすすめです。
間違えやすい点を把握しておくことが大切
数字の順番は日常の中でも自然に使われる場面が多いため、慣れてしまえば難しくありません。ただし、スペルの変化や読み方を正しく理解しておかないと、いざという時に自信がなくなってしまうこともあります。そうならないためにも、少しずつでも意識して使っていくことがポイントです。
11th〜13thの特別ルールと間違えやすいポイント
11番目から13番目までの序数には、英語における小さな「例外ルール」があります。通常であれば、数字の末尾に応じて「1ならst」「2ならnd」「3ならrd」と語尾が変わるのが英語の特徴ですが、この11~13については少し違います。
実はすべて「th」で終わる
11(eleven)、12(twelve)、13(thirteen)の3つについては、語尾に関係なくすべて「th」をつけるのが正しいルールです。これは、これらの語の発音や語源が他の数字と少し異なっているためです。具体的には以下のようになります。
数字 | 表記 | カタカナ発音 | 間違えやすい表記 |
---|---|---|---|
11 | 11th | イレブンス | 11st(誤り) |
12 | 12th | トゥウェルフス | 12nd(誤り) |
13 | 13th | サーティーンス | 13rd(誤り) |
このように、たとえ「1」「2」「3」で終わっていたとしても、11〜13の場合は例外的に「th」だけが使われます。
なぜ特別扱いになるのか
英語の数の構造を考えると、11〜13は「teen(ティーン)」と呼ばれる「十代」の数字の一部と関係しています。これらの単語はそもそも「1」「2」「3」の数字の形をそのまま引き継いでいないため、通常のように「st」や「nd」をつけると不自然になってしまうのです。
つまり、「11st」や「12nd」といった表現は英語として成り立たないだけでなく、読み手にも混乱を与える可能性があります。
実際の使用例から理解する
- 「He came in 11th place.(彼は11位でした)」
- 「Her birthday is on the 13th of June.(彼女の誕生日は6月13日です)」
こうした表現は日常会話だけでなく、ビジネス文書や招待状、メールの中でもよく使われます。実際に目にする回数が増えることで、自然と慣れていくものです。
ありがちな間違いに注意
英語に不慣れな方にとっては、「11st」や「13rd」といった表記が自然に見えるかもしれません。なぜなら、他の数字では末尾に合わせて語尾を変えるというルールがあるからです。しかし、ここだけは例外ということをしっかりと覚えておくことが大切です。
こうした例外ルールを意識しておくと、いざというときの文章作成や英会話でも自信を持って使うことができます。
正しい形に慣れることがポイント
11〜13の序数は、見た目だけでは正しいかどうか判断しづらいため、何度も目にすること、使ってみることがとても大切です。英語は例外が多い言語ですが、その中でもよく使われるものほど覚えておく価値があります。
一度しっかりと理解すれば、あとは自然と身についていくはずです。特に間違えやすいポイントは、一覧表にして手元に置いておくと便利です。英語学習においては、小さな例外ルールこそ、丁寧に押さえておくことが上達への近道になります。
21st・22nd・23rdなどの複雑な序数のパターンを解説
英語の序数表現には、1番目から10番目までとは少し違ったルールが、21番目以降に登場します。一見すると複雑に感じられるかもしれませんが、実際にはとてもシンプルな法則に基づいています。
結論:序数の接尾語は「下1桁」で決まる
21番目、22番目、23番目といった大きな数字の序数表現では、数字全体ではなく「一番右の数字」、つまり末尾の1桁に注目して接尾語(st, nd, rd, th)を決めます。
数字 | 表記 | 理由 |
---|---|---|
21 | 21st | 末尾が「1」だから「st」 |
22 | 22nd | 末尾が「2」だから「nd」 |
23 | 23rd | 末尾が「3」だから「rd」 |
24 | 24th | 末尾が「4」なので「th」 |
このように、1→st、2→nd、3→rd、それ以外→thという基本ルールがそのまま適用されるため、慣れてしまえば迷うことは少なくなります。
なぜ「112nd」や「113rd」は間違いなのか?
ただし、ここで気をつけたいのが「例外」です。特に11、12、13という数字は、末尾だけで判断してしまうと誤りになりやすい部分です。
数字 | 正しい表記 | 間違った例 | 理由 |
---|---|---|---|
111 | 111th | 111st(誤) | 「11」で終わるため例外的に「th」 |
112 | 112th | 112nd(誤) | 同上 |
113 | 113th | 113rd(誤) | 同上 |
このように、11〜13のときだけは「st」「nd」「rd」ではなく、すべて「th」を使うと覚えておきましょう。
どんな数字でも応用できる便利なルール
この法則を理解すると、「31st」「42nd」「103rd」などのような2桁・3桁の数字にも対応できます。見た目が大きな数字でも、判断基準は変わりません。
たとえば、「104番目の人」を英語で言う場合、「104th」となります。このとき「4」が末尾なので「th」が使われるのです。
ルールを覚えるコツは「末尾に注目する」こと
序数を正しく書くためには、「数字の下1桁に注目する」という意識を持つことが大切です。数字全体を見ると混乱しやすいため、最後の数字だけを見て、以下のように整理しましょう。
末尾 | 接尾語 | 使用例 |
---|---|---|
1 | st | 1st, 21st |
2 | nd | 2nd, 42nd |
3 | rd | 3rd, 103rd |
その他 | th | 4th, 9th, 20th, 100th |
これを意識しておくだけでも、間違いがぐっと減っていきます。
語尾ルールを意識すれば書き間違いが減る
序数の使い方をマスターするには、まず「数字の末尾を見る」という習慣をつけることが一番の近道です。特に英語に不慣れな場合は、数字の形に引きずられて「112nd」「113rd」などと誤って書いてしまいがちなので、気をつけましょう。
このように、英語の序数表現には見た目とは違ってとても明確なルールがあるため、繰り返し練習すれば誰でも確実に使いこなせるようになります。特に会話や書き物で自信を持ちたい方には、しっかり身につけておきたいポイントです。
数字の末尾に応じて変化する序数の法則とは
英語の序数を正しく表現するためには、「数字の末尾によって接尾語が変わる」というルールを理解しておくことがとても大切です。このルールさえ覚えておけば、どんな数字にも自信を持って対応できるようになります。
結論:序数は末尾の数字によって決まる
英語で順番を表すときには、「st」「nd」「rd」「th」といった接尾語が数字の後ろに付けられます。そしてこの接尾語は、数字の「最後の1桁」が何かによって決まる仕組みになっています。
接尾語の対応早見表
数字の末尾 | 接尾語 | 例 |
---|---|---|
1 | st | 1st, 21st |
2 | nd | 2nd, 42nd |
3 | rd | 3rd, 73rd |
それ以外 | th | 4th, 9th, 20th, 100th |
このように、1→st、2→nd、3→rd、それ以外→thというパターンで覚えることができます。
例外:11〜13はすべて「th」
この法則には1つだけ注意が必要な点があります。それは、11・12・13番目の数字だけは例外的にすべて「th」が使われるという点です。
たとえば、「112nd」「113rd」は一見正しそうに見えますが、これは間違いで、「112th」「113th」とするのが正解です。なぜなら、これらの数字は「11」「12」「13」という例外的な数字にあたるからです。
正しい表記の判断方法
では、どうすれば間違えずに正しく書けるのでしょうか。そのコツは、「数字の末尾」ではなく「下2桁」に注目することです。特に100を超えるような大きな数字の場合、「113」などは「13」で終わっていると判断して、「th」を使います。
このように、「末尾が13までの数字」であれば、stやndは使わず、必ず「th」を選ぶことが重要なポイントです。
リストや表で視覚的に覚えると効果的
序数の法則を覚える際には、文字だけで覚えようとせず、表やリストを使って視覚的に整理するのが効果的です。何度も見返すことで自然と記憶に残り、いざというときにも迷いにくくなります。
序数のルールは一度覚えれば一生使える
数字の末尾に注目して接尾語を使い分けるルールは、英語を使う上でとても基本的でありながら、一生使い続ける知識です。特に、日常会話・ビジネス文書・学校教育など、あらゆる場面で序数が登場するため、しっかりと身につけておくことで英語力の土台が整います。
初めのうちは少し混乱することもあるかもしれませんが、ルールを理解していれば自然に慣れていくものです。数字を見てすぐに「これはst」「これはth」と判断できるようになると、英語への苦手意識も減っていくでしょう。
実際の場面で使える!「3rd」や「4th」の自然な英語表現
- 日付で使うときの「3rd」「4th」の正しい表現と注意点
- 順位やランキングを伝えるための序数の使い方
- 建物の階数や本の章番号での英語表現に慣れよう
- 履歴書や肩書きでの「第○代目」の英語での書き方
日付で使うときの「3rd」「4th」の正しい表現と注意点
英語で日付を表すとき、「3rd」や「4th」といった序数を使うのが一般的です。例えば、3月3日は「March 3rd」、4月4日は「April 4th」と書きます。これは見た目も読み方も両方において自然な英語表現とされています。
英語圏では、日付の順番や位置を示すために基数(three, four)ではなく、序数(third, fourth)を使います。つまり、順番を表す「3rd」「4th」が、日付としてふさわしい書き方になります。
例えば、「My birthday is on July 3rd.」のように使うと、相手にも正しく伝わります。なお、アメリカでは「July 3rd」の順番で表記しますが、イギリス英語では「3rd July」と逆の順番になることもあります。
一方で、「3th」「4nd」といった表記は間違いです。見た目が似ているために混乱しやすいのですが、英語では語尾が「1 → st」「2 → nd」「3 → rd」「4以降 → th」のように決まっています。これを無視してしまうと、誤解を招く恐れがあります。
また、日付の表現では、文脈によって「the」を付けることがあります。たとえば「the 3rd of July」と書くこともありますが、日常会話では省略されることも多く、相手との関係性やフォーマル度に応じて使い分けるとよいでしょう。
間違えやすい点もありますが、日付の表現に序数を使うことを意識すれば、正しい英語に自然と慣れていきます。
順位やランキングを伝えるための序数の使い方
スポーツの結果や試験の成績など、順位を伝えるときにも「3rd」「4th」といった序数が使われます。これは、単に何番目かを表すための基本的な方法です。
たとえば「彼はレースで3位だった」は、「He came in 3rd in the race.」と表現されます。ここで使われている「3rd」は、「third(3番目)」の略記です。このように、順位やランキングでは基数(threeなど)ではなく、必ず序数を使うのがルールです。
一方で、順位を伝えるときには「the」を付けるケースもあります。「She was the 4th person to arrive.」のように使えば、「彼女は4番目に到着した人です」という意味になります。順番を示す場合には「the」が自然に付くため、こうした文法面も意識しておくと正確な表現になります。
また、「3th」や「4nd」といった表記は誤りなので、特に順位に関連する英語表現では注意が必要です。英語圏ではこうした誤記を目にすることはほとんどなく、もし使用すると英語に不慣れな印象を与えてしまうこともあります。
ランキングや結果発表など、順位を伝える機会は意外と多いものです。正確な序数の使い方を知っておくだけで、相手に安心感や信頼感を与えることができます。
建物の階数や本の章番号での英語表現に慣れよう
建物の中の階数や本・書類の章番号を英語で表す際にも、「3rd」「4th」などの序数が頻繁に使われます。これは位置や順番をはっきり示すための方法として、英語では一般的な表現です。
例えば、「3階」は「3rd floor」、「第4章」は「Chapter 4th」ではなく、「Chapter 4」と書くのが一般的です。ただし、読み方は「the fourth chapter」となるため、口頭では序数で発音します。この点は少しややこしいので注意が必要です。
なお、アメリカ英語では「1st floor」は「地上階(日本の1階)」を指しますが、イギリス英語では「1st floor」が「2階」に当たるため、「ground floor(地上階)」との違いにも気をつけたいところです。
また、ホテルの案内やエレベーターの表示では「3rd floor」「4th floor」のような省略形をよく見かけます。これは日常生活に密着した表現なので、正しく覚えておくと旅行や海外出張でも役立ちます。
階数や章番号のように「順番」が明確な対象には、基数ではなく序数を使うのが英語の基本的なルールです。慣れてくると自然に使いこなせるようになります。
履歴書や肩書きでの「第○代目」の英語での書き方
肩書きや履歴書などで「第○代目」を表すときも、英語では序数が使われます。特に「3rd」「4th」のような表記は、役職や称号において重要な意味を持つことがあります。
例えば、「第3代社長」は「the 3rd president」、「第4代当主」は「the 4th head of the family」などと表現します。このような使い方は、履歴書や経歴書の中で肩書きを記載するときや、歴代の人物を紹介する際によく登場します。
この場合も、「the」を付けて正式な役職名の一部として使うのが自然です。「He is the 3rd CEO of the company.」といった使い方が一般的であり、文法的にも正しいとされています。
一方で、日付や順位と違って、肩書きの序数表記は少し形式的な響きを持ちます。そのため、あまりカジュアルな文脈では使われないことが多く、文体やトーンに合わせた選択が必要です。
また、数字の後に「th」「rd」「nd」「st」を正しくつけることが重要です。ここで間違ってしまうと、正式な場面での印象を損なってしまう可能性もあります。
こうした表現はビジネスやフォーマルな文書でよく使われるため、しっかり覚えておきたいポイントです。正確な序数表記を用いることで、文章全体の信頼性も高まります。
序数でよくある間違いと、その理由をしっかり理解しよう
- 「3th」や「4nd」などの誤表記を防ぐチェックポイント
- 1st〜3rdが特別な理由とは?語源からわかる序数の仕組み
- カレンダーや手帳を使った、視覚的に覚える工夫
- 英語初心者がつまずきやすいポイントとその解決策
「3th」や「4nd」などの誤表記を防ぐチェックポイント
英語の序数表記には、見落としやすいポイントがいくつかあります。その中でも「3th」や「4nd」といった誤りは非常に多く見られるミスです。こうした表記を無意識に使ってしまうと、読み手に違和感を与えたり、英語力に不安を持たれたりする可能性もあります。正しい使い方を確認しながら、誤表記を防ぐためのチェックポイントを整理していきましょう。
なぜ間違いやすいのか?
多くの人がつまずく理由は、「序数にはthをつければいい」という誤解です。たしかに多くの数字には「th」がつきますが、すべてに当てはまるわけではありません。特に「1」「2」「3」に関しては、独自の語尾がつくため注意が必要です。これを知らずに使ってしまうと、「3th」「4nd」などの不自然な表記になってしまいます。
よくある誤表記の例と正しい表記
以下のような表を確認しておくと、正誤の違いが一目でわかりやすくなります。
数字 | 正しい表記 | 誤った例 |
---|---|---|
1 | 1st | 1th |
2 | 2nd | 2th |
3 | 3rd | 3th、3nd |
4 | 4th | 4nd |
11 | 11th | 11st |
12 | 12th | 12nd |
13 | 13th | 13rd |
特に注意したいのが「11〜13」のような10の位が「1」の場合です。このときは、末尾が「1」「2」「3」であっても、例外的にすべて「th」がつきます。「13rd」ではなく「13th」が正しい表記となるのです。
間違いを防ぐための3つのポイント
- 1〜3は特別扱いと覚える
1は「st」、2は「nd」、3は「rd」がつきます。これは文法ではなく、単語としての成り立ちによるものです。 - 11〜13は例外としてすべて「th」
たとえ末尾が1や2であっても、10の位が1であればthを使います。「11th」「12th」「13th」はすべてthが正解です。 - 末尾の数字だけに頼らない
「23」は「3」で終わるため「23rd」が正解ですが、「13」は同じ「3」でも「13th」となるように、数字全体で判断することが重要です。
注意すべきシーンと実践アドバイス
誤表記は意外と気づかないまま使ってしまうことが多く、特に次のような場面では要注意です。
- SNSやブログの投稿
- 英文メールやビジネス書類
- プレゼン資料や報告書
- カレンダーやスケジュール表
正しい表記であれば、読み手にとっても安心感があります。反対に誤った表現は、全体の信頼性を下げてしまう可能性もあります。文章を送る前に一度、数字の後ろの表記が合っているかを見直す習慣をつけておくと安心です。
正しく使うことで信頼感が高まる
序数の表記は、細かいようでいて英語力を問われるポイントでもあります。たとえば「3th」や「4nd」といったミスは、ちょっとした不注意で起こりがちですが、逆に正しく使える人は、それだけで「英語に強い印象」を与えることができます。普段から意識するだけで、コミュニケーションの質も自然と高まっていくでしょう。
1st〜3rdが特別な理由とは?語源からわかる序数の仕組み
英語の序数表記には「1st」「2nd」「3rd」といった独自の形があり、これらが他の数字と違うことに疑問を持ったことがあるかもしれません。実はこの違いは、英語の歴史や語源に深く関係しています。なぜ「1th」「2th」「3th」ではいけないのか、その背景を知ることで、より理解が深まります。
なぜ1〜3だけ特別なの?
通常、英語の序数は「th」を語尾につけることで表現されます。しかし「1st」「2nd」「3rd」は例外的に「st」「nd」「rd」が使われます。これは、もともと「first」「second」「third」という単語が、通常の数詞とは異なる起源を持っていたためです。
以下のような語源の違いがあることが知られています。
序数 | 語源の単語 | 特徴 |
---|---|---|
1st | first | 「one」と綴りも発音も異なる独立した単語 |
2nd | second | ラテン語「secundus(次の)」が由来 |
3rd | third | 「three」とは別の進化をした語 |
このように、1〜3の序数はもともと別の単語として英語に取り入れられたため、「th」で統一されることなく、独自の綴りや語尾が残ったのです。
それ以降の数字との違い
4以降の数字は、「fourth」「fifth」など、それぞれの基数(数そのもの)に「th」をつけて作られています。つまり、「4=four」に「th」を加えて「fourth」という流れです。ここでは特別な語尾は使われません。
そのため、「1st〜3rd」は序数の中でも唯一「th」ではなく、st・nd・rdといった特別な接尾辞が用いられる珍しい存在となっています。
なぜ語源を知ることが大切なの?
単にルールとして暗記するよりも、語源を知っておくことで理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。とくに「1th」「2th」「3th」と書いてしまうミスは、語源を知っていれば防ぎやすくなります。
さらに、語源の知識はTOEICや英検などの試験対策にも役立ちます。問題文に出てくる単語の背景を理解する力がつくと、長文読解や文法問題でも応用がきくようになります。
正しく使えば文章の質が上がる
序数の正しい使い方をマスターすることで、文章の読みやすさが向上するだけでなく、英語力に対する信頼感も高まります。たとえば、ビジネス文書で「1th」と書かれていると、それだけで相手に不安を与えてしまうこともありますが、「1st」と正しく表記されていれば安心して読み進めてもらえるでしょう。
こうして見てみると、1st〜3rdが特別であることには、きちんとした理由があることがわかります。語源や成り立ちを理解することで、英語表現への理解がより深まり、自信を持って使えるようになるはずです。
カレンダーや手帳を使った、視覚的に覚える工夫
序数は文字や音だけでなく、視覚的に覚えることで理解がぐっと深まります。特にカレンダーや手帳を活用すると、日常の中で自然に身につけやすくなります。
なぜ視覚的な記憶が有効なのか
人は、文章よりも図や数字などの視覚情報の方が記憶に残りやすいとされています。そこで、カレンダーの数字に序数を加えてみると、繰り返し目にすることで無意識に覚えることができます。
具体的な活用方法
以下のような方法で、序数を視覚的に覚える練習ができます。
- カレンダーに「1st」「2nd」…と書き込む
- 自分や家族の誕生日を「July 5th」など英語で記載する
- スマホの予定アプリで、日付の横に序数を入力してみる
メリットと注意点
カレンダーは毎日見るため、反復学習に最適です。ただし、誤表記のまま書き込むと間違えて覚えてしまうため、最初は一覧表などと照らし合わせて確認することが大切です。
英語初心者がつまずきやすいポイントとその解決策
序数の使い方はシンプルに見えて、初心者にとっては混乱のもとになりがちです。ここでは、英語初学者がよく間違えるポイントと、それを解決するための方法を紹介します。
よくあるつまずきポイント
- すべての数字に「th」をつければいいと思ってしまう
- 読み方がカタカナ英語とズレて聞こえてしまう
- 21stや22ndなどの複数桁の序数の扱いに戸惑う
これらは、基礎知識が不十分なまま英語に触れ始めると、感覚で覚えてしまうことによるミスです。
効果的な解決策
初心者でも理解しやすくするには、以下のような工夫が有効です。
- 1〜31までの序数を一覧でプリントして壁に貼る
- 読み方をリズムに乗せて声に出して練習する
- 音声アプリやYouTubeでネイティブの発音を真似る
無理なく続けるための工夫
学習において「続けやすさ」はとても重要です。序数は毎日の日付やスケジュールに関連しているため、英語学習の導入として取り入れやすい分野でもあります。無理に覚えようとせず、自然に触れる機会を増やすことが上達の近道です。
英語教育のプロが教える、序数の覚え方と学習テクニック
- 語呂合わせやリズムを使った暗記法で定着させよう
- ネイティブが実践する自然な習得方法を真似してみよう
- 声に出して使うことで身につく英語トレーニング法
- 家族の誕生日やイベントを英語で言ってみる練習
語呂合わせやリズムを使った暗記法で定着させよう
英語の序数は、語呂合わせやリズムに乗せて覚えると、ぐっと定着しやすくなります。特に「1st(first)」「2nd(second)」「3rd(third)」など、ルールに例外がある単語は、耳で覚える工夫が効果的です。
言葉には音のリズムがあります。たとえば、「1st(ファースト)、2nd(セカンド)、3rd(サード)、4th(フォース)」と声に出してリズム良く繰り返すと、自然と頭に残ります。これは、音楽と同じように、脳に心地よいパターンとして記憶されるためです。
また、語呂合わせを取り入れると、視覚と音の両方から覚えやすくなります。例えば、「2ndは“セカンド”で“にかんど”と覚える」など、ちょっと笑ってしまうような言葉遊びでも構いません。自分なりの覚え方があると、それだけで記憶が定着しやすくなります。
ただし、語呂合わせに頼りすぎると応用力が育ちにくい点には注意が必要です。覚えた語呂に当てはまらないパターンに出くわしたときに混乱しないよう、基礎ルールとセットで学ぶことをおすすめします。
ネイティブが実践する自然な習得方法を真似してみよう
ネイティブスピーカーが自然に序数を身につけている方法は、意外とシンプルです。日常生活の中で何度も繰り返し使うことで、知らず知らずのうちに定着させているのです。
例えば、子どもがカレンダーを見ながら「Today is March 3rd(今日は3月3日だよ)」と言ったり、「He came in 2nd place(彼は2位だった)」と日常の会話に取り入れるように、生活に根ざした学び方をしています。このように、実際の場面で使うことが何よりの学習法です。
日本でも、英語学習をしている方が同じように真似することはできます。スマートフォンのカレンダーを英語表示に設定したり、通勤や通学中に「今日は何日?」と自分で英語でつぶやいてみたりするだけでも効果があります。
一方で、意味を理解せずにただ音や言い回しだけを覚えてしまうと、間違った使い方が習慣化してしまう可能性もあります。音と一緒に、その意味や文の中での役割をセットで覚えることが大切です。
声に出して使うことで身につく英語トレーニング法
英語の序数をしっかり覚えるためには、黙読だけでなく「声に出して使う」ことがとても効果的です。これは英語の音やリズムに慣れるだけでなく、実際に話すときの発音やスムーズな言い回しにもつながります。
例えば、「My birthday is on April 4th」と繰り返し声に出して練習すれば、序数だけでなく前置詞の使い方や語順まで自然に身につきます。口に出すことで記憶の定着も深まり、実践力がアップします。
トレーニングとしては、以下のような方法が取り入れやすいでしょう。
- 好きな数字を選んで、1stから10thまで順に発音してみる
- 毎日の予定を「Today is the 5th」と英語で口に出す
- 音声アプリでネイティブの発音を真似して繰り返す
こうした声出し練習を毎日少しずつ続けることで、自分の口と耳が英語に慣れていきます。ただし、発音が曖昧なまま繰り返してしまうと誤ったクセがつくこともあるため、最初は音声教材などを参考にするのが安心です。
家族の誕生日やイベントを英語で言ってみる練習
日常の中にある情報を使って英語を練習するのは、非常に効果的です。特に家族や友人の誕生日など、身近な数字を英語の序数で言うことで、より自然な学習ができます。
例えば「Dad’s birthday is on May 2nd」や「My sister was born on the 4th of July」といった表現は、実際に会話でもよく使われるフレーズです。こうした文を自分の家族や生活に合わせて言ってみるだけで、リアルな英語が身につきます。
また、年中行事や記念日も練習に最適です。以下のように表現を広げることができます。
- Christmas is on December 25th
- We moved into this house on the 3rd of March
- Our anniversary is the 10th of October
このように、自分にとって意味のある数字を使うと、記憶にも残りやすくなります。ただ、序数の形や前置詞の使い方に自信がない場合は、一度正しい例文を確認したうえで練習するようにしましょう。
実体験から学ぶ!「3rd」「4th」を使ってみたリアルな事例
- ビジネスメールで間違えた経験から得た学び
- リアルなシーンで使った「3rd」「4th」の活用例
- 海外旅行中に役立った序数表現のフレーズ
- 英語学習者が共有した「失敗からの気づき」
ビジネスメールで間違えた経験から得た学び
英語でのビジネスメールにおいて、序数の表記ミスは信頼性に直結する大切な要素です。特に「3rd」「4th」といった序数を正確に使うことは、相手への印象を大きく左右します。
あるケースでは、ミーティング日程の通知メールで「March 3th」と記載してしまったことがありました。一見すると小さな誤字に見えるかもしれませんが、受け取ったネイティブスピーカーにとっては違和感のある表現です。このような細かいミスが、プロフェッショナリズムに欠けると感じさせてしまう可能性があります。
この経験から学べるのは、「見慣れている表記こそ、確認が必要」ということです。英語では、1st、2nd、3rdのように一部の序数だけが例外的な綴りになるため、自動変換や予測入力に頼りすぎると、間違いをそのまま送信してしまうこともあるのです。
このため、メールを送る前には序数の表記が正しいかを必ずチェックしましょう。また、以下のような一覧表を活用すると、確認作業もスムーズになります。
数字 | 正しい序数表記 | 誤りやすい表記 |
---|---|---|
1 | 1st | 1th |
2 | 2nd | 2th |
3 | 3rd | 3th |
4 | 4th | 4rd / 4nd |
ちょっとした表現ミスも、海外とのやり取りでは信頼に関わることがあります。細部まで丁寧に見直す習慣が、英語コミュニケーションの質を高める第一歩です。
リアルなシーンで使った「3rd」「4th」の活用例
実生活で英語の序数を使う場面は意外と多くあります。特に「3rd」「4th」のような序数は、単なる知識ではなく、実際のやり取りでスムーズに使えるようにしておくと安心です。
例えば、英語で「エレベーターで3階へ行きたい」と伝えるときは、「third floor」と言います。また、飲食店の予約で「4人目の名前は?」と聞かれた際、「He is the fourth guest.」のように使われます。
このような表現は、決して教科書の中だけのものではなく、日常会話や旅行先、ビジネスの現場など、さまざまな場面で自然に登場します。ここで重要なのは、「数字だけを言えば伝わる」という誤解を避けることです。英語では、順番や位置を明確にする際に序数が必要不可欠なのです。
以下は、実際の会話でよく使われる例です。
- “Let’s meet on the 3rd of June.”(6月3日に会いましょう)
- “Your table is on the 4th floor.”(お席は4階です)
- “This is my 3rd visit to New York.”(ニューヨークは3回目です)
このように、状況に応じた自然な使い方ができるようになると、英語表現の幅も一気に広がります。
海外旅行中に役立った序数表現のフレーズ
旅行中は、ホテルの階数、日付の確認、順番の指定など、序数を使う場面が数多くあります。「3rd」「4th」などの英語表現を知っているだけで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
例えば、宿泊するホテルで「部屋は3階です」と言われる場合、「Your room is on the third floor.」という表現がよく使われます。一方で、空港で搭乗口を案内される際には「Gate 4 is on the fourth floor.」といったアナウンスが聞こえることもあります。
それだけでなく、ガイドツアーに参加する際など、集合時間が「April 3rd」や「May 4th」と指定されるケースも多くあります。こうした時に正確な読み方や意味を理解していれば、聞き間違いによるトラブルも防げます。
特に海外では、以下のような会話が日常的に行われます。
- “Please go to the 3rd window.”(3番窓口にお進みください)
- “The 4th station is your stop.”(4番目の駅で降りてください)
- “The hotel’s 4th anniversary is next month.”(ホテルの4周年は来月です)
こうしたフレーズは、現地での体験をよりスムーズにし、不安を減らしてくれる力があります。
英語学習者が共有した「失敗からの気づき」
英語を学ぶ中で、序数の使い方を間違えた経験は多くの人に共通しています。とくに「3th」「4nd」のような誤表記は、誰もが一度はしてしまう間違いです。
ある学習者は、プレゼン資料の中で「the 3th point」と記載してしまい、ネイティブの同僚に指摘を受けたそうです。その後、なぜ「3rd」が正しいのかを改めて学び、特別な語源ルールがあることを知ったとのことでした。
このような体験から学べるのは、「語感で正解を選ばず、仕組みとして理解することの大切さ」です。序数は数字に「-th」を付ければよいという単純なルールだけでは不十分で、例外を含めて覚えることが求められます。
ここで、よくある間違いと正しい表記を整理してみましょう。
間違った表記 | 正しい表記 | コメント |
---|---|---|
3th | 3rd | 「third」の綴りに基づく例外 |
4nd | 4th | 「fourth」は通常ルール適用 |
このように、失敗したからこそ深く理解できることもあります。正しく使えるようになったとき、英語表現に対する自信も自然と育まれていきます。
「3rd」「4th」に関するよくある質問FAQ
- 3rdの正しい読み方は?カタカナで言うとどうなる?
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「3rd」は英語の序数で「三番目」という意味を持っています。カタカナで表すと「サード」と読みます。
この表現は日常会話の中でもよく使われており、例えば「3rd place(サード・プレイス)」は「三位」や「第三の場所」といった意味で使われることが多いです。数字の「three(スリー)」とは異なり、順序を表す際には「third(サード)」と変化する点が特徴です。
英語表記 読み方(カタカナ) 意味 3rd サード 三番目 また、注意したいのは「3th」と書いてしまう間違いです。これは文法的に誤りで、正しくは「3rd」となります。特に数字の後に続く文字がst・nd・rd・thのどれかになるかは、末尾の数字に応じて決まります。3に続くのは「rd」ですので、正しくは「3rd(third)」になります。
カタカナ表記の「サード」で覚えておくと、会話やリスニングの場面でも迷いにくくなります。
- 4thはどう発音する?似た音との聞き分け方は?
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「4th」は「fourth」と綴り、カタカナでは「フォース」と発音されます。ただし、映画の『スター・ウォーズ』の「フォース(力)」と混同しやすいため、正しい音の聞き分けが大切です。
英語の「fourth」は、「four(フォー)」に「th(ス)」の音が加わってできています。thの部分は、舌を歯の間に軽く当てて「ス」と「ズ」の中間のような音を出す必要があります。この発音は、日本語にはない音なので、最初は難しく感じるかもしれません。
英語 カタカナ表記 発音のポイント 4th フォース 「th」は舌を出して発音する 似た音で間違えやすいのが、「force(力)」です。こちらは「フォース」と発音されますが、thの音がありません。そのため、発音の際には「th」の音が入っているかを意識することで、正しく区別できるようになります。
このように、「4th」の発音は微妙な違いがあるため、ネイティブの発音を何度も聞いて真似するのが習得への近道です。
- 序数を使うとき「the」はつける?省略してもいい?
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英語で序数を使うときは、通常「the」をつけて表現するのが基本です。「the 3rd(ザ・サード)」や「the 4th(ザ・フォース)」のように使います。
これは、序数が特定の順番を示すため、定冠詞「the」でその特定性を明確にする必要があるためです。例えば、「She is the 4th student to enter the room.(彼女は4番目に部屋に入った生徒です)」のように使います。
ただし、省略される場合もあります。特にカジュアルな表現や日付などでは、「April 4th」のように「the」が省かれるケースも一般的です。
用法 例文 解説 the を使う the 3rd chapter 特定の章を示すときはtheが必要 省略もOK April 4th 日付の表現ではtheが省略されることがある このため、「the」は基本的に使うべきものですが、文脈によっては省略されることもあるという柔軟な使い方が求められます。迷ったときは、文章全体がフォーマルかカジュアルかを判断基準にするとよいでしょう。
- 序数の表記に自信がないときのチェックリスト
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序数のルールは一見シンプルに思えますが、実際に使うとなると迷ってしまうこともあります。そんなときに活用できるのが、以下のような簡易チェックリストです。
序数チェックリスト
- 数字の末尾に合った接尾辞を使っているか?(1→st、2→nd、3→rd、他→th)
- 11th〜13thの特例を理解しているか?(11, 12, 13はth)
- 表記と読み方が一致しているか?(3rd→third、4th→fourth)
- 「the」をつけるべき場面かどうかを判断できているか?
- スペルミスや誤った組み合わせ(例:3th、2rd)を避けているか?
このようにポイントをおさえておけば、序数の表記に自信が持てるようになります。
なお、序数はビジネスメールやプレゼン資料などで頻繁に登場する表現です。正しい使い方を習得することで、相手に与える印象も格段に良くなるでしょう。いざというときのために、日ごろから確認しておく習慣をつけておくと安心です。
3rdや4thの使い方と間違いやすいポイントをまとめて総括
- 3rdは「三番目」、4thは「四番目」を表す英語の序数である
- 序数は順番や位置を表す際に使われ、基数とは使い分けが必要
- 基数は「数や量」、序数は「順序や順位」を示す
- 1st〜3rdは特別な語尾(st, nd, rd)を持つため、覚えておく必要がある
- 4th以降は基本的に「th」が語尾につく形となる
- 11th〜13thは語尾が例外的にすべて「th」になる
- 「3th」「4nd」などの表記は誤りであり、正しい形式を覚えることが重要
- 数字の末尾1→st、2→nd、3→rd、それ以外→thの法則が基本
- 接尾語の選択は「数字の末尾1桁」ではなく「下2桁(11〜13)」に注意が必要
- 「the」を付けて使うのが基本だが、日付などでは省略も許容される
- 発音はカタカナで近似されるが、実際の音は英語特有の発音で異なる場合がある
- fifthやsixthなどは発音が難しく、練習や音声確認が推奨される
- 日付・順位・階数・章番号・役職名など、多くの場面で序数が使われている
- 序数表記の誤りはビジネスメールや資料作成で信頼性を損なう可能性がある
- カレンダーや手帳などの視覚的ツールを使うと、記憶の定着に効果的
- 語源を理解することで、1st〜3rdの特別な形式が記憶に残りやすくなる


