大阪が誇る紅葉の名所、万博記念公園。
2024年の紅葉シーズンが近づいています。
例年11月上旬から12月上旬が見頃となり、色とりどりの紅葉が園内を彩ります。
今年は11月2日から12月1日まで「紅葉まつり」が開催され、特別イベントも盛りだくさん。
本記事では、2024年の万博記念公園の紅葉の見頃時期や絶景スポット、イベント情報など、紅葉狩りを楽しむために役立つ情報をお届けします。
紅葉狩りの計画を立てる際の参考にしてください。
万博記念公園紅葉まつり2024年の見頃時期
万博記念公園の紅葉は、例年11月上旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。
2024年の紅葉シーズンも同様に、11月初旬から徐々に色づき始め、中旬以降には全体が赤や黄色の美しい風景に変わるでしょう。
特に注目すべきは、万博記念公園で行われる「紅葉まつり」の開催期間です。
2024年11月2日(土)から12月1日(日)までの1か月間、園内では様々なイベントが催され、紅葉と共に秋の楽しさを味わうことができます。
紅葉する樹木の種類
万博記念公園には、約20種類以上の紅葉する樹木が植えられており、代表的な木々には次のようなものがあります。
カテゴリー | 樹木名 | 見頃 |
---|---|---|
もみじ | ヤマモミジ、イロハモミジ | 11月上旬〜12月上旬 |
プラタナス | プラタナス並木 | 10月下旬〜11月中旬 |
フウ | アメリカフウ、タイワンフウ | 11月上旬〜11月下旬 |
メタセコイア | メタセコイア | 11月上旬〜12月上旬 |
イチョウ | イチョウ | 11月上旬〜11月中旬 |
各樹木がそれぞれ異なるタイミングで色づくため、訪れるタイミングによってさまざまな風景を楽しむことができるのが魅力です。
紅葉の見頃は、以下のような特徴があります。
- 期間:約1ヶ月間
- ピーク:11月中旬から下旬
- 樹種:モミジ、カエデ、プラタナス、ケヤキなど約20種類
- 本数:約1万本
公園内の様々な樹種が異なる時期に色づくため、長期間にわたって紅葉を楽しむことができます。
特に、ヤマモミジの美しい朱色は、多くの来園者を魅了します。
2024年の万博記念公園紅葉まつり情報
2024年の万博記念公園では、11月2日から12月1日まで「紅葉まつり」が開催されます。
項目 | 内容 |
---|---|
日程 | 2024年11月2日(土)〜12月1日(日)※期間中無休 |
時間 | 9:30〜17:00(入園は16:30まで) |
場所 | 自然文化園「紅葉渓」、日本庭園ほか |
料金 | 無料 |
備考 | ※別途自然文化園・日本庭園共通入園料(大人260円、小中学生80円)が必要 |
この期間中は、通常では体験できない特別なイベントが多数用意されています。
以下に、主なイベント内容をご紹介します。
茶室「汎庵・万里庵」特別公開
- 期間:11月2日〜12月1日
- 時間:10:00〜16:00
- 料金:無料
通常は非公開の茶室「汎庵・万里庵」が特別に公開されます。
人間国宝の中村外二が手がけたこの茶室は、武家住宅様式の書院造りの「汎庵」と、檜皮葺の小さな建物の草庵をイメージした「万里庵」が、互いに添景となるように建てられています。
紅葉と共に、日本の伝統的な建築美を楽しむことができます。
茶室「汎庵」での呈茶
- 期間:11月4日〜12月1日
- 時間:10:00〜16:00(最終受付15:30)
- 料金:700円(和菓子と抹茶のセット)
茶室「汎庵」では、期間中呈茶が行われます。
本格的な茶室で、庭園の紅葉を眺めながら和菓子と抹茶を楽しむことができます。
日本の伝統文化と秋の風情を同時に味わえる貴重な機会です。
大道芸スペシャルパフォーマンス
- 日程:11月2日〜4日
- 時間:11:00〜16:30
- 場所:お祭り広場
全国から選りすぐりの大道芸パフォーマーが集結し、様々なパフォーマンスを披露します。
巧みな話術や感動的な技など、多種多様なパフォーマンスを楽しむことができます。
紅葉狩りの合間のエンターテインメントとして最適です。
季節のマルシェ
- 日程:期間中の土・日・祝
- 時間:10:00〜16:00
- 場所:自然文化園 平和のバラ園前
季節のマルシェでは、新鮮な秋の野菜やフルーツが販売されます。
地元の季節の味覚を楽しむことができ、紅葉狩りと合わせて秋の魅力を存分に味わうことができます。
2024年の万博記念公園紅葉まつりの見どころと絶景スポット
2024年の万博記念公園では、以下のスポットで美しい紅葉を楽しむことができます。
各スポットの特徴と見頃の時期をご紹介します。
自然文化園紅葉渓
自然文化園紅葉渓は、万博記念公園の中でも特に人気の高い紅葉スポットです。
- 特徴:もみじの滝と紅葉のコントラスト
- 見どころ:ヤマモミジ、コハウチワカエデなどのカエデ類
- 見頃:11月上旬から下旬
紅葉渓の入口には、アメリカフウやタイワンフウなどの樹木が植えられています。
もみじの滝周辺では、ヤマモミジ、コハウチワカエデ、メグスリノキなどの各種カエデ類が美しく色づきます。
滝と紅葉のコントラストが織りなす景色は圧巻で、多くの来園者を魅了します。
日本庭園
日本庭園は、伝統的な日本の庭園美と紅葉が調和する美しいスポットです。
- 特徴:伝統的な日本庭園と紅葉の調和
- 見どころ:滝周辺のモミジ、茶室「汎庵・万里庵」からの眺め
- 見頃:11月上旬から下旬
日本庭園内の滝周辺では、鮮やかな紅葉が水面に映り込み、まるで一枚の絵画のような景色を楽しむことができます。
また、通常は非公開の茶室「汎庵・万里庵」が紅葉シーズンに特別公開されるため、趣のある建築物と紅葉のコントラストを楽しむことができます。
西大路
西大路は、ヨーロッパの街並みを思わせる美しい並木道です。
- 特徴:約360メートルの石畳の並木道
- 見どころ:プラタナスの黄葉
- 見頃:10月下旬から11月中旬
東西に約360メートル続く石畳の両側に、プラタナスの並木が続きます。
秋になると、これらのプラタナスが黄金色に輝き、まるでヨーロッパの街並みを思わせる美しい景観を作り出します。
紅葉シーズンを通して人気の撮影スポットとなっています。
もみの池
もみの池は、水面に映る紅葉の景色が美しいスポットです。
- 特徴:水面に映る紅葉の景色
- 見どころ:メタセコイアの黄葉
- 見頃:11月上旬から12月上旬
もみの池周辺では、メタセコイアの木々が美しく黄葉します。
落葉した葉が水面に浮かび、一面茶色いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がります。
水面に映る紅葉と合わせて、秋の風情を存分に楽しむことができます。
ひょうたん池
ひょうたん池は、水辺の紅葉が美しいスポットです。
- 特徴:水辺の紅葉
- 見どころ:ヤマモミジの鮮やかな紅葉
- 見頃:11月上旬から下旬
ひょうたん池の周辺では、水辺近くのヤマモミジが鮮やかに紅葉します。
紅葉する木の数は多くありませんが、水面に映る紅葉の姿が美しく、静かに紅葉を楽しみたい方におすすめのスポットです。
万博記念公園へのアクセス方法
万博記念公園へは、以下の方法でアクセスできます。
それぞれの特徴と注意点をご紹介します。
電車での来園
- 最寄り駅:大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」
- 所要時間:新大阪駅から約40分(580円程度)
- アクセス方法:
- 新大阪駅から御堂筋線に乗車
- 千里中央駅で大阪モノレールに乗り換え
- 万博記念公園駅または公園東口駅で下車
電車でのアクセスは、混雑を避けられるため特におすすめです。
万博記念公園駅からは中央口へ、公園東口駅からは東口へと直接アクセスできるため、スムーズに園内に入ることができます。
車での来園
- 最寄りIC:名神高速道路 吹田IC
- 所要時間:ICから約5分
- 駐車場情報:
- 台数:約4300台
- 料金:
- 平日:2時間410円、1日最大1100円
- 土日祝日:2時間620円、1日最大1600円
車でのアクセスは、遠方からの来園や大人数での来園に便利です。
ただし、紅葉シーズンは混雑が予想されるため、早めの出発をおすすめします。
また、公共交通機関の利用も検討してください。
2024年の万博記念公園紅葉まつりを楽しむためのポイント
万博記念公園紅葉まつりをより楽しむために、以下のポイントに注意してください。
- 服装:11月は気温の変化が激しいため、防寒具を持参しましょう。重ね着をして、体温調節がしやすい服装がおすすめです。
- 靴:広い園内を歩くため、歩きやすい靴を選びましょう。紅葉スポットを巡るには、スニーカーなどの歩きやすい靴が適しています。
- カメラ:美しい紅葉の思い出を残すため、カメラを忘れずに。スマートフォンのカメラでも十分ですが、一眼レフカメラやミラーレスカメラを持参すると、より美しい写真が撮影できます。
- 時間帯:早朝や夕方は混雑が少なく、美しい光の中で紅葉を楽しめます。特に早朝は、霧がかかっていることもあり、幻想的な雰囲気を味わえます。
- 周辺施設:EXPOCITYやNIFRELなど、近隣の施設も合わせて楽しむのがおすすめです。紅葉狩りの前後に立ち寄ることで、一日を通して楽しむことができます。
- 平日の来園:可能であれば、平日に来園することをおすすめします。週末は混雑が予想されるため、ゆっくりと紅葉を楽しみたい方は平日の来園を検討してください。
- マップの活用:園内は広いため、事前に紅葉スポットをチェックし、効率的に回るルートを計画しておくと良いでしょう。公式ウェブサイトで提供されている紅葉マップを活用してください。
- 食事の準備:園内には飲食施設もありますが、混雑を避けるためにお弁当を持参するのも一案です。紅葉を眺めながらのピクニックも楽しいでしょう。
- 天気のチェック:紅葉の美しさは天候に左右されます。晴れの日は色鮮やかな紅葉を、曇りの日は落ち着いた雰囲気の紅葉を楽しむことができます。事前に天気予報をチェックしておきましょう。
- 紅葉の進行状況の確認:紅葉の進行状況は年によって異なります。公式ウェブサイトや公園のSNSで最新の情報を確認してから来園すると、より美しい紅葉を楽しむことができます。
万博記念公園周辺の観光スポットと温泉
万博記念公園での紅葉狩りの前後に立ち寄れる周辺の観光スポットをご紹介します。
EXPOCITY
EXPOCITYは、万博記念公園のすぐ隣に位置する大型複合施設です。
- 特徴:ショッピングモール、映画館、水族館などが併設
- おすすめポイント:家族連れや友人同士での訪問に最適
- アクセス:万博記念公園から徒歩圏内
EXPOCITYでは、最新の映画を楽しんだり、ユニークなショップでの買い物を楽しんだりすることができます。
紅葉狩りの後のショッピングや食事に最適です。
NIFREL(ニフレル)
NIFRELは、万博記念公園内に位置する新感覚の水族館です。
- 特徴:生き物の美しさや不思議さを体感できる体験型ミュージアム
- おすすめポイント:空間デザイン、照明、映像、音楽が巧みに組み合わされた展示
- アクセス:万博記念公園内
NIFRELでは、単なる水族館を超えた感性を刺激する空間が広がっています。
子供から大人まで楽しめる施設で、紅葉狩りの合間に立ち寄るのもおすすめです。
太陽の塔
太陽の塔は、1970年の日本万国博覧会のシンボルとして建てられた岡本太郎の代表作です。
- 特徴:高さ70メートルの巨大な塔
- おすすめポイント:内部見学が可能、展望台からの眺望
- アクセス:万博記念公園内
太陽の塔は、紅葉シーズンには周囲の紅葉と相まって美しい景観を作り出します。
内部見学では、岡本太郎の芸術観に触れることができます。
大阪日本民芸館
大阪日本民芸館は、日本の民芸品を展示する博物館です。
- 特徴:日本各地の民芸品を収集・展示
- おすすめポイント:日本の伝統工芸に触れることができる
- アクセス:万博記念公園から徒歩約15分
紅葉狩りの後に立ち寄ることで、日本の秋の風情と伝統工芸を同時に楽しむことができます。
国立民族学博物館
国立民族学博物館は、世界の民族文化に関する資料を展示する博物館です。
- 特徴:世界各地の民族文化に関する展示
- おすすめポイント:世界の多様な文化を学ぶことができる
- アクセス:万博記念公園内
紅葉狩りの合間に立ち寄ることで、日本の秋の風情を楽しみながら、世界の文化にも触れることができます。
源気温泉万博「おゆば」
公園西口から徒歩5分の場所には、温泉施設「源気温泉万博『おゆば』」があります。
紅葉を楽しんだ後に、温泉でゆっくりと疲れを癒やすのもおすすめです。
万博記念公園紅葉まつりの注意点
万博記念公園で紅葉狩りを楽しむ際は、以下の点に注意してください。
混雑対策
- 週末や祝日は特に混雑が予想されます。可能であれば平日の来園をおすすめします。
- 早朝や夕方は比較的空いているため、これらの時間帯の来園も検討してください。
マナー
- 紅葉や植物を傷つけたり、枝を折ったりしないようにしましょう。
- ゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱に捨ててください。
- 他の来園者の迷惑にならないよう、大声での会話は控えめにしましょう。
安全対策
- 歩きスマホは危険です。立ち止まって写真を撮るようにしましょう。
- 夕暮れ時は足元が見えにくくなるので、足元に注意して歩きましょう。
- 体調管理に気をつけ、水分補給を忘れずに行ってください。
天候対策
- 雨天時は足元が滑りやすくなります。滑りにくい靴を選びましょう。
- 突然の雨に備えて、折りたたみ傘や雨具を持参するのがおすすめです。
駐車場
- 紅葉シーズンは駐車場が混雑する可能性があります。公共交通機関の利用をおすすめします。
- 駐車場を利用する場合は、早めの到着を心がけてください。
情報確認
- 紅葉の状況は天候によって変わります。来園前に公式ウェブサイトで最新情報を確認しましょう。
- イベントの開催状況も事前に確認しておくと良いでしょう。
写真撮影
- 撮影に夢中になりすぎて、他の来園者の迷惑にならないよう注意しましょう。
- 三脚を使用する場合は、人の通行の妨げにならない場所で使用してください。
持ち物
- 歩きやすい靴、防寒具、カメラ、水分補給用の飲み物を忘れずに。
- お弁当を持参する場合は、ゴミの持ち帰りも忘れずに。
これらの注意点を守ることで、より快適に万博記念公園での紅葉狩りを楽しむことができます。
まとめ
2024年の万博記念公園の紅葉は、11月上旬から12月上旬が見頃となります。
特に11月2日から12月1日まで開催される「紅葉まつり」では、美しい紅葉に加えて特別イベントも楽しめます。
自然文化園紅葉渓、日本庭園、西大路、もみの池、ひょうたん池など、様々なスポットで色とりどりの紅葉を堪能できます。
アクセスも便利で、公共交通機関や車でも気軽に訪れることができます。
紅葉狩りの際は、服装や靴選びに気を付け、カメラを忘れずに持参しましょう。
また、周辺の観光スポットも併せて訪れることで、より充実した秋の一日を過ごすことができます。
2024年の秋、万博記念公園で美しい紅葉と季節のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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